「高配当株カルテ」は、日本の高配当株・増配銘柄の決算分析を一貫フォーマットで蓄積するサイトです。配当持続性を100点満点で機械採点(A〜Eランク)し、四半期ごとに同じ銘柄を再診(定点観測)します。
ⓘ 配当銘柄を「冷静に選ぶ」ための定点観測ブログ
煽らない・推奨しない・毎回ぶれない。同じ物差しで、ただ記録し続けます。
3秒で全体像
| 軸 | 説明 |
|---|---|
| 対象 | 日本の高配当株・増配銘柄(229銘柄・29業種) |
| 採点 | 配当 50点 + 財務 25点 + 収益 25点 = 100点満点 |
| ランク | A(85+) / B(70-84) / C(55-69) / D(40-54) / E(0-39) |
| 更新 | 決算発表ごとに新カルテ追加(過去カルテはそのまま保持) |
※ランクは配当持続性スコアの区分であり、売買の推奨ではありません。
カルテの読み方
各銘柄カルテ(個別記事)は以下の構造で書かれています。
冒頭(3秒で確認できる要素)
- タイトル: 【銘柄名(コード)】配当ランクX(N点) — 対象期。銘柄名・コード・ランク・点数・対象期が必須要素で、利回りや連続増配年数などが付く場合もあります
- 保有ステータスバッジ: 保有中(筆者が保有)/ 観察中(未保有・継続フォロー)
- 結論サマリー: 冒頭の引用枠に、結論1行と次の4点
- 📊 スコア(ランクと点数)
- 💰 配当(前期からの増減)
- ✅ 良い点
- ⚠️ 注意点
配当の要点をつかむ
詳細スコアの前に、その決算で配当をどう見たかの要点が最大4点にまとめられています(§2 配当判断サマリー)。
- 配当の増減: 当期・来期予想のDPSと連続増配年数
- 配当余力: 配当性向 / DOE と業種中央値との位置関係
- 耐性実績: 過去の減配有無(コロナ期を含む)
- 還元方針: 中期経営計画等で示された配当方針
→ ここまでで銘柄の概観がつかめます。
詳細セクション(§1〜§7)
| § | 内容 |
|---|---|
| §1 | 業績ハイライト(売上・利益・通期進捗) |
| §2 | 配当判断サマリー(配当の要点を最大4点) |
| §3 | スコア内訳(3-1 主な加点 / 3-2 主な減点 / 3-3 スコアの動き〈定点観測〉) |
| §4 | 事業の強み・構造リスク(スコアに反映していない定性要因・記事により省略) |
| §5 | 筆者メモ(注目している論点) |
| §6 | 配当の見方(配当の中身・過去推移・評価ポイント) |
| §7 | 詳細データ(業績・財務・CF・来期予想・データ出典の透明性) |
※§4に該当する内容が薄い銘柄では§4を省略し、以降が繰り上がって全6章になる記事があります。
※2026年前半までの記事は一部構成が異なります(§4「Pros & Cons」等)。次回決算のカルテから順次新構成へ移行しています。
スコアの仕組み
100点満点・3カテゴリで採点します。
| カテゴリ | 配点 | 内訳 |
|---|---|---|
| 配当 | 50 | 配当性向・DOE・配当利回り・配当方針・増配減配耐性 |
| 財務 | 25 | 自己資本比率・ネットキャッシュ・営業CF安定性 |
| 収益 | 25 | 営業利益率・ROE |
業種特性を反映した 業種補正 も適用しています(配当性向・自己資本比率・ネットキャッシュの水準を業種ごとに調整)。
→ 詳しくは スコアの仕組み(採点ガイド)
専門用語に迷ったら
配当性向、DOE、自己資本比率、ROE 等、高配当株でつまずきやすい用語を初心者向けに解説しています(SVG図解付き)。
→ 初心者用語集
銘柄を探したい
業種別に見る
JPX 33業種に分類し、業種ごとにランキング表示しています(現在29業種カバー)。
全銘柄を新着順に見る
公開済みの全銘柄カルテを一覧で確認できます。スマホではカード型表示。
→ 銘柄一覧
サンプル記事
高いスコアがついた銘柄のカルテ例です。どちらも2026年3月期の通期決算を対象とした旧期のカルテで、その後の決算については新しいカルテを別に公開しています。
- 全国保証(7164) — A 87点(2026年3月期・配当性向50%維持・13期連続増配)
- シーティーエス(4345) — A 90点(2026年3月期・累進配当・8期連続増配)
※点数・ランクは、そのカルテが対象にした決算時点の評価です。同じ銘柄でも決算のたびに新しいカルテを追加していくため、現在の最新評価とは異なる場合があります。旧期のカルテには最新版へのリンクを表示しています。
このスコアで分かること / 分からないこと
✅ 分かること
- 過去〜直近決算の 配当持続性の機械的評価
- 業種特性を反映した 配当・財務・収益の3軸バランス
- 同じ物差し での銘柄横比較
⚠️ 分からないこと
- 株価の割安性(PER/PBR等は別軸の判断が必要)
- 将来の業績変動・株価動向(予測ではない)
- 事業の質・経営者の能力(数値以外の定性評価)
- 景気敏感性・業界サイクル(別途分析が必要)
本サイトのスコアは 「投資判断」ではありません。あくまで決算短信の数値から機械的に算出した独自指標で、参考情報としてご利用ください。詳しくは 免責事項 を参照。
AIと筆者の役割分担
本サイトは AIによる機械採点 + 人力レビュー のハイブリッドで運営しています。
- AI(Claude): 採点処理・記事文章の下書き生成
- 筆者: 採点ルールの設計・改訂、数値と出典の突合(決算短信・EDINET 等)、最終チェック、筆者メモの記述
→ 詳しくは このサイトについて
データの出どころ
各カルテの末尾には「データ出典の透明性」という表があり、どの数値をどこから持ってきたかを1項目ずつ書いています。読むときは、次の3つを分けて見てください。
1. 元になっている資料(一次情報)
業績・配当・財務の数値は、決算短信・有価証券報告書・決算説明資料・中期経営計画など、企業自身が TDnet や EDINET(金融庁の電子開示システム)で公表した開示資料が出発点です。
ただし株価だけは企業の開示資料ではありません。株価は、日本取引所グループ(JPX)が公表している市場のデータを使っています(配当利回りの計算に使用)。
2. データの取得経路
同じ開示資料でも、集めてくる手段はいくつかあります。本サイトでは次の3つを使っています。
- 決算短信(PDF) … 当期・来期の業績、配当、財務、キャッシュフローなど。企業の開示資料そのものを読んで記入しています。
- EDINET DB(edinetdb.jp) … 過去の配当・EPS・財務の推移。EDINET に提出された報告書(XBRL)をデータベース化した外部サービスです。元をたどれば金融庁 EDINET の開示情報ですが、本サイトが EDINET から直接取り出しているわけではないため、「原資料は EDINET・取得経路は EDINET DB」と分けて考えてください。
- J-Quants API … 株価(配当利回りの計算に使用)。日本取引所グループ(JPX)公式のデータ配信サービスで、取引所が公表している市場データを取得しています。
出典表には、この取得経路もそのまま書いています(例:「EDINET DB」「J-Quants API(JPX 公式)」)。
3. 本サイト独自の計算・加工
出典表に 「本ブログ算出」 と書かれている行は、企業が公表している数値ではなく、上の1・2をもとに本サイトが計算した値です。たとえば次のようなものが該当します。
- 配当持続性スコア(100点満点・A〜Eランク)
- 通期予想ベースの営業利益率・ROE(会社予想の売上・利益から計算)
- 記念配当・特別配当を除いた「実質の普通配当」ベースでの配当推移
- 株式分割の影響をそろえた配当・EPSの推移
出典表の 🟢 / 🟡 の意味
- 🟢 一次情報 — 公式に公表されている数値をそのまま使ったもの。企業の開示資料に載っている数値(決算短信・有価証券報告書・企業IR・TDnet のほか、EDINET DB 経由で取得した開示由来の数値)と、JPX の市場データ(J-Quants API 経由で取得した株価)の両方を含みます
- 🟡 補助データ — 本サイトの計算値(「本ブログ算出」)や、参考値として扱っている数値(株式分割の調整に不整合が残るデータなど)
照合について
直近の決算(そのカルテが対象にしている期)の数値は、決算短信そのものを読んで記入しています。それより古い期の推移は EDINET DB から取得した値をもとにしており、株式分割の調整や前後の期のつながりが不自然でないかを機械的にチェックしていますが、全期間を1件ずつ開示資料と突き合わせているわけではありません。誤りに気づかれた場合は X からお知らせいただければ確認のうえ訂正します。
連絡先
誤りや改善提案は X @haitoukarte へのメンション・DMでお知らせください。