【デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)】配当持続性ランクB(77点) — 2025年6月期決算

観察中(継続フォロー対象)📁 情報・通信業

📈 売上 +21.5%(15期連続増収増益)・営業利益 +24.3%(営業利益率12.5%維持)
💰 配当 23→36円(+13円増配・+56.5%・期末増額・分割後ベース配当性向52.1%)
🔮 来期予想 37.5円(+1.5円増配・3年連続増配へ・分割後ベース2030年「50・50・50」ビジョンで配当性向50%以上目標)


投資家がまず見る3点

ⓘ 詳細スコアの前に、銘柄の概観を3つの軸で確認

観点 解釈
配当余力 配当性向 52.1% / DOE 約 12.23%(推定) 余裕あり(2030年目標50%以上に沿った水準・DOE は本ブログ最高クラス)
財務安全性 自己資本比率(SIer業界平均水準想定) / ネットキャッシュ プラス推定 標準(SIer業界の高自己資本構造を維持・借入は限定的想定)
次回確認ポイント 2030年「売上500億・営業利益50億・配当性向50%以上」ビジョンの進捗・2025/12/31基準日(効力発生2026/1/1)の1:2株式分割後の評価・2023年減配履歴(20→18円・分割後)の再発リスク

※ 詳細はスコア内訳(§3)を参照。本表は概観把握用で、投資判断ではありません。


1. 業績サマリー

項目 2025年6月期 前年比
売上高 241.59 億円 +21.5%
営業利益 30.13 億円 +24.3%
当期純利益 21.78 億円 +29.1%
EPS(分割後ベース) 73.69 円 +30.7%
営業利益率 12.5% (前期 12.2%・+0.3pt)
ROE 25%超 (高水準)

業績ハイライト

  • 15期連続の増収増益(コロナ期も含めて長期成長基調維持)
  • 2025年6月期は当初予想を超過達成で期末配当増額(分割後ベースで36円・前期23円から+56.5%)
  • 独立系SIer(独立行政・自治体向けシステム+企業向けソリューション)
  • 2025年12月31日基準日・2026年1月1日効力発生で1:2株式分割を実施(投資単位半額化・流動性向上)

次期予想(2026年6月期)

項目 予想 前期比
配当 37.5円(分割後ベース) +1.5円増配(3年連続増配へ)
中期ビジョン 2030年「50・50・50超え」 売上500億・営業利益50億・配当性向50%以上目標

増配トレンド継続: 2025年6月期の36円(分割後ベース)から+1.5円増配で配当性向50%以上を維持する方針。


2. 配当評価

項目 数値
年間配当(2025年6月期実績・分割後ベース) 36.0円(前期23円・+13円増配・+56.5%)
EPS(分割後ベース) 73.69円
配当性向 52.1%(中期目標50%以上に沿った水準)
純資産配当率(DOE) 12.23%(配当総額10.64億÷自己資本87億・推定)
来期年間配当(予想・分割後ベース) 37.5円(+1.5円増配)
配当利回り 約4.09%(分割後ベース・株価¥917・予想配当37.5円÷917円)
中期配当方針 2030年「50・50・50超え」(売上500億・営業利益50億・配当性向50%以上)
  • 過去6年の分割調整後DPS推移: 12→20→18→23→36→37.5円(予想)(2021-2026年6月期・1:2分割後ベース)
  • 2023年減配履歴あり(20→18円・▲2円・業績連動の調整)・その後再増配
  • 直近2年連続増配(2024:23→2025:36円・分割後ベース)
  • コロナ期増配(2021→2022・12→20円・分割後ベース)
  • 大幅増配のトラックレコード:5年で12→36円・3.0倍(分割後ベース)
  • 来期(2026年6月期)も+1.5円増配予想(36→37.5円・分割後ベース)

3. 配当持続性スコア

配当持続性ランク: B(77/100点) ★★★★☆ (4.0)

カテゴリ 配点 得点 内訳
配当 50 36 配当性向 / DOE / 配当利回り / 配当方針 / 増配減配耐性
財務 25 19 自己資本比率 / ネットキャッシュ / 営業CF安定性
収益 25 22 営業利益率 / ROE
合計 100 77

詳細内訳

配当(50点中36点)

  • 配当性向 52.1%(直近5期平均 41.8%): 4/10 ※情報・通信業はSIerで30-40%が標準・直近5期平均は中央値+6.8%(±10%帯)
  • DOE 約 12.23%: 10/10 5%以上で満点条件達成・本ブログ掲載銘柄でも極めて高水準
  • 配当利回り 約4.09%(株価¥917・予想配当37.5円・分割後ベース): 8/10 4.0〜4.5%帯
  • 配当方針の強度: 8/10 2030年ビジョンで配当性向50%以上を中期目標として明示・累進配当宣言ではないが強めの数値方針
  • 増配・減配耐性: 6/10 2023年減配履歴(20→18円・分割後ベース・▲10%) あり・直近2年連続増配・来期増配予想・コロナ期増配

財務(25点中19点)

  • 自己資本比率: 8/10 推定70%前後(SIer業界平均水準)・実BSデータ要確認
  • ネットキャッシュ: 7/10 プラス推定(自己資本比率高めでROE 25%超のためバランスシートは効率的)
  • 営業CF安定性: 4/5 5期連続黒字維持・15期連続増収増益で長期安定

収益(25点中22点)

  • 営業利益率 12.5%: 12/15 10〜15%帯(SIer業界平均より上回る水準)
  • ROE 25%超: 10/10 15%以上で満点・本ブログ掲載銘柄でも最高水準クラス

データ出典の透明性

項目 出典 信頼度
売上・営業利益・経常利益・純利益・EPS 2025年6月期 決算短信(連結・2025年8月開示) 🟢 一次情報
15期連続増収増益・ROE 25%超・営業利益率12.5% 同上 経営成績の概況 🟢 一次情報
配当(23→36円→37.5円予想・分割後ベース)・配当性向52.1%・中期ビジョン50・50・50超え 同上 配当の状況・中期経営計画/2030年ビジョン 🟢 一次情報
2025年12月31日基準日・2026年1月1日効力発生 1:2株式分割 同上 注記事項・DIT コーポレートサイト IRリリース(2025年11月14日 Q1決算発表時に予告) 🟢 一次情報
株価(配当利回り計算用) ¥917(2026-05-07終値、minkabu.jp・分割後株価) 🟡 補助データ
過去6年配当履歴(分割調整後DPS) 12/20/18/23/36/37.5円(2021-2026年6月期予想・EDINET DB・分割後ベース) 🟢 一次情報

⚠️ 配当利回りの計算根拠: 株価¥917(2026-05-07終値・分割後株価)に対し、来期予想配当37.5円(分割後ベース)で 37.5÷917 ≈ 4.09%。分割前換算なら株価¥1,834・配当75円で同じ4.09%水準となり、本記事の数値はすべて分割後ベースで統一しています。

⚠️ 2023年減配履歴の補足: 2022年6月期(分割後ベース20円)→2023年6月期(分割後ベース18円)で▲10%の減配がありました。業績連動の調整で、その後再増配しています(2024:23円・2025:36円・2026予想:37.5円・すべて分割後ベース)。配当方針が「業績連動+漸進増配」であることを示すデータポイント。

※本スコアは決算短信の数値から機械的に算出した独自指標であり、将来の減配可能性や投資収益を予測するものではありません。


4. 増減要因の「画質」診断

画質: ◎透明(15期連続増収増益+業績好調)

高画質要素 ◎

  • 15期連続増収増益:コロナ期含めて長期成長基調(本ブログ掲載銘柄で最長クラス)
  • 2025年6月期は売上+21.5%・営業利益+24.3%・純利益+29.1%:全方向で好調
  • 2030年ビジョン「50・50・50」:売上500億・営業利益50億・配当性向50%以上の長期目標
  • ROE 25%超:資本効率最優秀クラス(本ブログでも最高水準)
  • 配当大幅増配(分割後ベース 23→36円・+56.5%)+ 来期+1.5円増配予想
  • 独立系SIer:大手親会社縛りなし・行政/自治体/企業向けの幅広い顧客基盤
  • 2025/12/31基準日・2026/1/1効力発生 1:2株式分割:投資単位半額化・若年投資家のアクセス向上

低画質要素 ⚠️

  • 2023年減配履歴(分割後ベース 20→18円・▲10%):業績連動方針の調整で、その後再増配
  • 配当性向52.1%は中央値より高め(直近5期平均41.8%は±10%帯)
  • 配当利回り 約4.09%(分割後ベース・株価¥917 × 予想配当37.5円÷917):本ブログ平均水準
  • 15期連続増収増益の継続性リスク:長期成長銘柄の常で、いずれ調整局面の可能性
  • TOPIX Small 2(時価総額約135億円):流動性中程度・大型機関投資家からの継続買いは限定的

5. ガバナンス・財務チェック

項目 数値 評価
ROE 25%超 自己資本利益率は本ブログ最高水準クラス
営業利益率 12.5%(前期12.2%・+0.3pt) SIer業界平均より上回る水準・改善継続
純利益 21.78億円(前期16.87億・+29.1%) 5期連続増益
配当 分割後ベース 36円(前期23円・+56.5%) 直近2年連続増配・期末増額
株式分割 2025/12/31基準日・2026/1/1効力発生・1:2分割 投資単位半額化・流動性向上
配当方針 2030年「50・50・50超え」(配当性向50%以上目標) 中期ビジョンで数値方針明示
来期予想 配当 分割後ベース37.5円(+1.5円増配・3年連続増配へ) 増配トレンド継続見通し
監査法人指摘 / 会計方針変更 / GC注記 確認範囲では特記なし クリーン

6. Pros & Cons(銘柄カルテ)

✅ Pros(強み)

  • 15期連続増収増益:本ブログ掲載銘柄で最長クラスの長期成長基調
  • ROE 25%超:自己資本利益率は本ブログ最高水準クラス
  • DOE 約12.23%:配当の質も本ブログ最高クラス
  • 2025年6月期に大幅増配(分割後ベース 23→36円・+56.5%)+ 2026年予想37.5円(+1.5円増配)
  • 2030年ビジョン「50・50・50超え」:配当性向50%以上を中期目標として明示
  • 配当利回り 約4.09%(分割後ベース・株価¥917×予想配当37.5円)
  • 2025/12/31基準日・2026/1/1効力発生 1:2株式分割で投資単位半額化・流動性向上
  • 独立系SIer:行政・自治体・企業向けの幅広い顧客基盤
  • 長期成長性:5年で配当が3.0倍(分割後ベース 12→36円)・純利益も2.2倍

⚠️ Cons(懸念点)

  • 2023年減配履歴(分割後ベース 20→18円・▲10%):業績連動調整・その後再増配だが過去5年内のリスク要因
  • 配当性向52.1%:中央値より高め・利益が同水準で続けば配当余力は徐々に縮小
  • 配当方針が累進配当宣言ではない:大幅減益時の減配リスクは残存(2023年の前例あり)
  • 15期連続増収増益の継続性リスク:長期成長銘柄の常で、いずれ調整局面の可能性
  • TOPIX Small 2(時価総額約135億円):流動性中程度・大型機関投資家からの継続買いは限定的

全体所感

  • 機械的スコアはB(77点・★4.0)。ROE 25%超・DOE 12.23%・営業利益率12.5% という3点同時高水準は本ブログ掲載銘柄でもトップクラス。
  • 15期連続増収増益」は本ブログ最長クラスの長期成長銘柄。コロナ期も含めて拡大基調を維持しているのは事業の質の高さを示している。
  • 同業の 3771 システムリサーチ(B 83点)・9682 DTS(B 80点)・9687 KSK(B 79点) と並ぶ B ランク中で、2030年ビジョン「50・50・50超え」(配当性向50%以上目標)が他にない強みになる可能性。
  • 2023年減配履歴は業績連動方針の証左で、過度な悲観は不要だが「累進配当宣言」を明示する競合銘柄(7164・1928等)よりは配当方針の強度が一段下。
  • 配当利回りは分割後ベースで約4.09%(株価¥917 × 予想配当37.5円÷917円)。本ブログでは分割後の数値で記載しているため、分割前ベースで表示される他媒体(75円配当・株価¥1,834相当)とは見え方が異なる点に注意。

7. 筆者メモ

15期連続増収増益(コロナ期も含めて拡大基調維持)は本ブログ掲載銘柄でも最長クラスの長期成長銘柄。2030年ビジョン「50・50・50超え」(売上500億・営業利益50億・配当性向50%以上)という長期計画があり、事業の質の高さを示している。配当面では 2022年6月期→2023年6月期に減配履歴(分割後ベース 20→18円・▲10%) があるが、業績連動方針の調整で、その後 18→23→36→37.5円(予想・すべて分割後ベース)と大幅増配・3年連続増配へ転じている。「累進配当宣言」型ではなく「業績連動+漸進増配型」だが、2030年に向けて配当性向50%以上を中期目標として明示しており、業績拡大局面では大幅増配が期待できる。長期保有では 2023年型の調整減配が再発する可能性 を理解した上で、業績長期成長と配当性向目標達成度合いをモニタリングする銘柄。


保有状況: 筆者は本銘柄を 保有していません(観察対象として継続フォロー予定)。

【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

本記事のスコアと文章はAI(Claude)が採点ルールに沿って生成し、筆者が数値と出典を一次情報および補助データ(決算短信・EDINET・minkabu.jp等)と突合しています。誤りに気づかれた方はX(@haitoukarte)へのメンション・DMで運営者宛にお知らせください。