【ホーチキ(6745)】配当B(76点)・累進配当方針 — 2027年3月期Q1

観察中(筆者は当該銘柄を未保有)📁 電気機器

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結論: 累進的配当方針を明示、増収増益で滑り出す

📊 スコア: B 76点
💰 配当: 40→40円(±0円・2026年4月1日付1:3株式分割の分割後基準に統一)
良い点: 累進的配当方針、自己資本比率74.0%、7期連続増配
⚠️ 注意点: 予想利回り2.00%方針に数値目標なし消火設備の受注減


1. 業績ハイライト

  • 売上高23,833百万円(+6.6%)で増収
  • 営業利益1,519百万円(+41.4%)の大幅増益
  • 経常利益1,652百万円(+54.4%)、為替が差益に転換
  • 自己資本比率は69.8%から74.0%へ+4.2pt
  • 通期予想は据え置き、営業利益の進捗率12.3%

サマリー

  • 4区分のうち3区分が増収: 売上高は23,833百万円(+6.6%)。火災報知設備15,323百万円(+9.1%)と防犯設備(+27.8%)が牽引し、消火設備(△15.3%)だけが減った。
  • 採算重視の受注で利益が売上を上回って伸びる: 売上総利益率が36.3%から39.1%へ+2.8pt改善し、営業利益は1,519百万円(+41.4%)。販管費の増加は+10.8%にとどまった。
  • 通期予想は据え置き: 会社は2026年5月8日公表の通期予想を変更していない。営業利益の進捗率12.3%は、前期の第1四半期が通期実績の8.9%だった水準を上回るペースにある。

2. 配当判断サマリー

  • 2027年3月期の年間配当予想は分割後基準の40円(中間20+期末20)で、第1四半期時点でも修正はない。分割前換算では120円となり、2026年3月期と同額の維持予想。
  • 2026年4月1日付の1:3株式分割の効力が発生し、当期から配当もEPSも名実ともに分割後基準になった。決算短信は2026年3月期を分割前の実額、2027年3月期予想を分割後で記載する混在表記のため、本記事は全期を分割後換算で統一している。
  • 実質普通配当ベースで2020年3月期から2026年3月期まで7期連続増配。当期予想は維持のため8期目にはあたらないが、有価証券報告書「3 配当政策」は累進的配当方針の維持に努めるとしており、直近5年に減配もない。
  • 同じ電気機器で分割を跨ぐ配当表記の読み替えが必要なダイヘン(6622)も、決算短信が分割前後の基準を併記しており、本銘柄と同型の確認が要る。

3. スコア内訳

配当持続性ランク: B(76/100点) ★★★★☆

カテゴリ 配点 得点 主な内容
配当 50 37 性向10・DOE7・利回り2・方針10・耐性8
財務 25 20 自己資本10・ネットキャッシュ7・営業CF安定性3
収益 25 19 営業利益率12・ROE7
合計 100 76

営業利益率ROEは、第1四半期単独ではなく当期通期の会社予想を採点根拠とした。営業利益率は通期予想11.2%(営業利益12,300百万円÷売上高110,000百万円)、ROEは通期予想13.2%(予想純利益9,000百万円÷自己資本68,149百万円=期首68,403百万円と第1四半期末67,896百万円の平均)である。配当性向配当利回りも当期通期予想の年40円を基準に判定している。

3-1. 主な加点(高得点項目)

  • 配当性向 10/10: 当期通期予想33.2%(予想DPS40円 ÷ 予想EPS120.64円)。メーカー・小売の標準ライン35%以内で「中央値以下」帯の満点
  • 配当方針 10/10: 有価証券報告書「3 配当政策」に「累進的配当方針の維持に努めます」と明示。減配を避ける方向の方針表明があるため「累進配当」帯の満点で、数値目標を伴わない点は§6-1に記載した
  • 自己資本比率 10/10: 74.0%(前期末69.8%から+4.2pt)。60%以上で満点の帯。未払費用と未払法人税等の支払で流動負債が5,548百万円減ったことが押し上げ要因
  • 営業利益率 12/15: 通期予想11.2%(営業利益12,300百万円÷売上高110,000百万円)。10〜15%帯で、2026年3月期実績11.4%からは△0.2pt
  • 増配減配耐性 8/10: 2020年3月期から2026年3月期まで7期連続増配、直近5年に減配なし。当期予想は分割後40円(分割前換算120円)で前期と同額のため、「直近5年で減配なし+来期維持以上」帯
  • DOE 7/10: 4.7%(2026年3月期の純資産配当率・決算短信記載値)。3〜5%帯で、2025年3月期の3.6%から+1.1pt上がっている
  • ネットキャッシュ 7/10: 現金及び預金26,479百万円 + 短期有価証券0百万円 − 有利子負債1,229百万円 = +25,250百万円時価総額158,479百万円比15.9%で「プラス・時価総額の10〜30%」帯
  • ROE 7/10: 通期予想13.2%(予想純利益9,000百万円÷期首・第1四半期末平均自己資本68,149百万円)。10〜15%帯で、2026年3月期実績14.7%からは△1.5pt

3-2. 主な減点(低得点項目)

  • 配当利回り 2/10: 2.00%(予想DPS40円 ÷ 株価¥2,001・2026-08-27終値)。1.5〜2.5%帯で、前カルテの1.84%(株価¥2,175・分割後換算)から+0.16pt上がったものの帯は動いていない

3-3. スコアの動き(定点観測)

  • スコア変動: 前期69点 → 今期76点(+7点)
  • 変動の内訳: 動いた点差はすべて配当方針の3→10によるもので、前カルテは決算短信だけを根拠に安定配当の定性明記と扱っていたが、有価証券報告書「3 配当政策」に累進的配当方針の記載があることを確認したため評価を改めた。決算そのものによる帯の移動はない。自己資本比率69.8%→74.0%、配当利回り1.84%→2.00%、営業利益率とROEは採点根拠が2026年3月期実績から2027年3月期の通期予想へ切り替わり11.4%→11.2%・14.7%→13.2%となったが、いずれも帯は変わらず、財務20・収益19は前カルテから不変である
  • 満点項目維持: 配当性向10/10(当期通期予想33.2%)と自己資本比率10/10(74.0%)は前カルテから継続、これに配当方針10/10が加わって満点は3項目になった。低い配当性向と厚い自己資本という支柱は動いていない
  • 現在の位置づけ: B帯(70〜84点)の下位。配当37/50・財務20/25・収益19/25で、配当利回り2/10が配当カテゴリの最大の欠けになっている。DOE 7/10・ネットキャッシュ7/10・ROE 7/10の3項目も帯の中位にとどまり、A(85点以上)との距離をつくっている

※本スコアは決算短信の数値から機械的に算出した独自指標であり、将来の減配可能性を予測するものではありません。過去のデータ上の傾向を整理した参考情報としてご利用ください。


4. 事業の強み・構造リスク

4-1. ✅ 事業の強み

  • 受注残高が売上に先行する構造: 第1四半期末の受注残高は43,708百万円(+10.6%)で四半期売上の1.8倍。うち火災報知設備が22,786百万円(+25.1%)まで積み上がり、期中の売上計上の見通しが立つ。売上の下振れ確率が下がる分、配当原資の予見性も高い。
  • 保守区分の契約更新が生む反復収益: 保守は受注高10,110百万円が売上4,475百万円の2.3倍で、受注残高も9,179百万円ある。点検契約の更新が積み上がる構造で、設備投資の波と距離のある収益源になる。景気後退局面でも縮みにくい土台であり、還元を続ける下支えになる。

4-2. ⚠️ 構造リスク

  • 消火設備の3指標同時縮小: 受注高1,735百万円(△37.5%)・売上2,383百万円(△15.3%)・セグメント利益292百万円(△43.5%)がそろって減少。会社は大型案件の工期長期化を理由に挙げる。回復が遅れれば全社の利益成長を鈍らせ、増配余力を削る側に働く。
  • 原価上振れリスクの継続を会社が明示: 資材・エネルギー価格の上昇と物流費の高止まりで原価が上振れるリスクが続くと会社は述べている。当期は価格改定と採算重視の受注で吸収したが、吸収しきれない局面では配当原資が薄くなる。

保有状況: 筆者は本銘柄を 保有していません(観察対象として継続フォロー予定)


5. 筆者メモ

受注残高が43,708百万円と四半期売上の1.8倍まで積み上がった。売上に先行する指標なので、通期予想の据え置きが保守的かどうかはここで測れる。

次回(2027年3月期 中間期・2026年11月発表予定)見るポイント:

  • 第2四半期累計予想(売上高50,000百万円・営業利益4,400百万円)に対する着地
  • 中間配当が予想どおり分割後20円で実施されるか、通期予想の修正があるか
  • 消火設備の受注高が第1四半期の△37.5%から戻るかどうか

6. 配当の見方

6-1. 配当の中身

本記事の配当・EPSは全期を 2026年4月1日付の1:3株式分割を反映した分割後基準 で統一している。決算短信は2026年3月期までを分割前の実額、2027年3月期予想を分割後で記載する混在表記のため、過去分は÷3で換算した。

項目
2026年3月期実績 40円(中間13.33+期末26.67・分割後換算/短信原典は分割前の中間40+期末80=120円)
2027年3月期予想 40円(中間20+期末20・分割後基準・前期の分割後換算40円から±0円の維持予想・直近公表の配当予想からの修正なし)
配当性向(連結・当期通期予想・表面) 33.2%(予想DPS40円 ÷ 予想EPS120.64円・2026年3月期決算短信「2.配当の状況」記載値)。記念配当・特別配当を含まないため実質普通配当ベースでも同値。前期実績は31.8%
DOE(連結・純資産配当率) 4.7%(2026年3月期実績・2026年3月期決算短信「2.配当の状況」記載値。第1四半期決算短信に純資産配当率の記載はない)
配当利回り 2.00%(予想DPS40円 ÷ 株価¥2,001・2026-08-27終値・J-Quants API)
配当方針 有価証券報告書「3 配当政策」に累進的配当方針を明示(「配当性向やDOE(株主資本配当率)等の指標も勘案しながら、累進的配当方針の維持に努めます」)。基本方針は「安定した株主配当の維持を原則としたうえで財務状況や利益水準を総合的に勘案する」で、中間・期末の年2回配当を基本とする。数値目標(DOE○%・配当性向○%)や額面下限の提示は伴わない。決算短信には利益配分に関する基本方針の節が置かれていないため、方針は有価証券報告書と会社説明会資料で確認する必要がある
連続増配年数 7期連続増配(2020年3月期から2026年3月期まで・分割後換算で9円→40円、分割前の実額では27円→120円)。2027年3月期予想は維持のため8期目にはあたらない
株式分割 2026年2月4日の取締役会決議に基づき2026年4月1日付で普通株式1株につき3株。発行済株式総数は26,400,000株→79,200,000株

6-2. 過去年度 連結DPS・EPS・配当性向(分割後基準に統一・2026年4月1日付1:3分割を全期に遡及反映)

2022年3月期以前の履歴を表示
年度 DPS(円・分割後換算) EPS(円・分割後換算) 配当性向
2016 6 29.38 20.4%
2017 7.33 53.92 13.6%
2018 8.33 47.43 17.6%
2019 8.33 44.28 18.8%
2020 9 49.76 18.1%
2021 9.67 50.92 19.0%
2022 16.33 54.90 29.8%
年度 DPS(円・分割後換算) EPS(円・分割後換算) 配当性向
2023 17 58.88 28.9%
2024 19.33 76.08 25.4%
2025 26.67 102.62 26.0%
2026 40 125.69 31.8%
2027(予) 40 120.64 33.2%

(注)

  • スケール: 全期を2026年4月1日付1:3株式分割の分割後基準に換算。決算短信「1.経営成績」のEPSは前連結会計年度の期首に分割が行われたと仮定して算定された分割後基準、「2.配当の状況」のDPSは2026年3月期までが分割前の実額のため÷3で換算した
  • データ基準: 2016年3月期〜2025年3月期はEDINET DB取得値(分割前基準)を分割比で換算。2026年3月期・2027年3月期予想は決算短信記載値。配当性向は DPS÷EPS×100 で再計算
  • 連続増配の起点: 2018年3月期と2019年3月期はいずれも8.33円(分割前25円)で横ばい。増配が続くのは2020年3月期(9円・分割前27円)からで、2026年3月期まで7期連続にあたる
  • 記念配当特別配当: 2026年3月期決算短信「2.配当の状況」および会社説明会資料の配当推移(2016年3月期以降)に記念配当・特別配当の内訳表示はない。有価証券報告書「3 配当政策」も2026年3月期の期末配当80円を「普通配当」と明記しており、表面DPS=実質普通配当として扱っている
  • 有価証券報告書との対比: 有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」は1株当たり配当額を分割前、1株当たり当期純利益を分割後遡及で並べる混在表記で、同表の配当性向(提出会社単体・2026年3月期39.5%)は分割前どうしの対比で算出されている。本表は連結・分割後基準で統一しているため、両者の数値は一致しない

6-3. 配当の評価ポイント(3点)

  • 増配構造: 7期連続増配(2020年3月期→2026年3月期・分割後換算で9円→40円)。直近3年は+2.33+7.33+13.33円と増配幅が広がってきたが、当期予想は40円で横ばいに転じている
  • 方針シグナル: 有価証券報告書「3 配当政策」が累進的配当方針の維持に努めるとし、配当性向やDOE等の指標も勘案するとしている。数値目標や額面下限は伴わないものの、減配を避ける方向の方針表明があるため配当方針は10/10点
  • 耐性実績: コロナ期の2021年3月期も9円→9.67円(分割前27円→29円)と増配を維持。直近5年に減配はなく、当期予想も分割後40円で維持のため耐性は8/10点

7. 詳細データ

7-1. 業績サマリー

指標 当第1四半期 前年同期 前期比
売上高 23,833百万円 22,362百万円 +6.6%
営業利益 1,519百万円 1,074百万円 +41.4%
経常利益 1,652百万円 1,069百万円 +54.4%
親会社株主帰属四半期純利益 1,180百万円 800百万円 +47.5%
EPS(分割後基準) 15.83円 10.73円 +47.5%
売上総利益率 39.1% 36.3% +2.8pt
営業利益率 6.4% 4.8% +1.6pt

セグメント別(対前年同期比)

区分 売上 前期比
火災報知設備 15,323百万円 +9.1%
保守 4,475百万円 +6.3%
消火設備 2,383百万円 △15.3%
防犯設備 1,651百万円 +27.8%

火災報知設備のうち海外は6,904百万円(+17.0%)で、売上高全体に占める海外の構成比は26.4%から29.0%へ上がった。会社は北米地域のシステム販売の伸長と欧州地域の堅調を理由に挙げている。

業績増減要因の「業績の質」診断

観点 評価 解釈
一過性要因 🟢 高 特別利益3百万円・特別損失8百万円といずれも僅少で、増益の中心は売上総利益率の+2.8pt改善
営業外損益 🟡 中 経常+54.4%が営業+41.4%を上回る差の主因は、為替が前年同期の差損80百万円から差益58百万円へ振れたこと(振れ幅138百万円)
純利益押し上げ要因 🟢 高 法人税等合計468百万円で税負担率は25.3%から28.4%へ上がっており、税負担の軽減による押し上げはない
開示の誠実性 🟢 高 4区分それぞれの売上高・受注高・受注残高を分解して開示し、通期予想は据え置いたまま修正していない

業績の質: 高い(増益の中心は売上総利益率+2.8ptの改善で、経常段階の上振れには為替差損益138百万円の振れが乗る)

7-2. 財務・CFサマリー

指標 前期(2026年3月期) 当第1四半期(2026年6月末)
営業CF(百万円) 10,626 N/A(CF未作成)
投資CF(百万円) △1,631 N/A(CF未作成)
財務CF(百万円) △2,683 N/A(CF未作成)
現金及び預金(BS・百万円) 27,966 26,479(△5.3%)
短期有価証券(BS流動・百万円) 0 0
現金及び現金同等物 期末残高(CF・百万円) 27,713 N/A(CF未作成)
自己資本比率(%) 69.8 74.0(+4.2pt)

現金及び預金・短期有価証券・自己資本比率は各期末時点(左列は前期末=2026年3月末、右列は当第1四半期末=2026年6月末)。第1四半期は四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため、CFの4行は前期の通期実績のみ記載した。

  • 有利子負債: 2026年3月期末はリース債務のみで、流動392百万円+固定837百万円=1,229百万円。借入金・社債の計上はない。第1四半期連結貸借対照表はリース債務を流動・固定とも独立掲記していない(それぞれ「その他」に含まれる)ため、本カルテは直近開示である2026年3月期末の1,229百万円を用いた。会社は固定負債が46百万円減った主因としてリース債務の減少を挙げており、第1四半期末の実際の残高はこれを下回るとみられる
  • ネットキャッシュ: 現金及び預金26,479百万円 + 短期有価証券0百万円 − 有利子負債1,229百万円 = +25,250百万円(現金は2026年6月末BS基準・有利子負債のみ2026年3月末実績)。時価総額158,479百万円(株価¥2,001×期末発行済株式数79,200,000株・自己株式を含む)の15.9%で、「プラス・時価総額の10〜30%」帯の7/10点。投資その他の資産に含まれる投資有価証券(2026年3月期末6,128百万円)は長期資産のため分子に算入していない。電気機器はネットキャッシュの業種補正対象外で本則を適用している
  • 営業CF安定性の評価対象5期(2022年3月期〜2026年3月期・単位百万円): 7,792 → 415 → 775 → 11,874 → 10,626。5期とも黒字だが、5期平均6,296百万円からの乖離は2022年3月期+23.8%・2023年3月期△93.4%・2024年3月期△87.7%・2025年3月期+88.6%・2026年3月期+68.8%と5期すべてが±20%を超えるため、「黒字維持だがブレあり」帯の3/5点
  • 四半期中の資産・負債の動き: 総資産は前期末比6,131百万円減の91,805百万円。受取手形、売掛金及び契約資産が△5,545百万円と減り、流動負債も未払費用と未払法人税等の減少で△5,548百万円。期末に集中した回収と支払を映した動きで、純資産は536百万円減の67,933百万円となった。自己資本比率の+4.2ptは、負債が29,467→23,872百万円へ縮んだことが主因である
  • 自己株式の動き: 期末発行済株式総数(自己株式を含む)は79,200,000株で前期末と同数(いずれも分割後基準)。自己株式数は4,594,821株→4,594,871株へ50株増えたのみで、第1四半期に自己株式の消却は行われていない

7-3. 通期業績予想(2027年3月期)

項目 予想 前期比
売上高 110,000百万円 +3.9%
営業利益 12,300百万円 +1.9%
経常利益 12,500百万円 +1.3%
親会社株主帰属当期純利益 9,000百万円 △4.0%
EPS 120.64円 △4.0%
営業利益率(通期予想) 11.2%(12,300百万円÷110,000百万円・本ブログ算出) △0.2pt
ROE(通期予想) 13.2%(9,000百万円÷68,149百万円・本ブログ算出) △1.5pt

会社は2026年5月8日公表の予想を第1四半期時点でも変更していない。増収増益予想のなかで純利益だけが△4.0%となる形は前カルテから続いており、第1四半期の税負担率が25.3%から28.4%へ上がっていることは、税負担の正常化という読み方と整合する。第2四半期累計予想は売上高50,000百万円(+2.9%)・営業利益4,400百万円(+2.2%)で、第1四半期の営業利益はこれに対して34.5%の位置にある。

7-4. データ出典の透明性

項目 出典 信頼度
第1四半期の売上高・営業利益・経常利益・四半期純利益・EPS・売上総利益率・営業利益率 2027年3月期 第1四半期決算短信(2026-08-05開示) 🟢 一次情報
セグメント別売上・受注高・受注残高・海外売上 2027年3月期 第1四半期決算短信「経営成績等の概況」「3.補足情報」 🟢 一次情報
通期業績予想・第2四半期累計予想 2027年3月期 第1四半期決算短信「3.2027年3月期の連結業績予想」(2026年5月8日公表値を据え置き) 🟢 一次情報
営業利益率(通期予想)・ROE(通期予想) 本ブログ算出(会社予想値より計算・ROE分母は期首自己資本(前期末)と直近開示時点自己資本の平均) 🟡 補助データ
当期配当予想・株式分割・発行済株式数・自己株式数 2027年3月期 第1四半期決算短信「2.配当の状況」「(4)発行済株式数」 🟢 一次情報
2026年3月期の配当実績・配当性向31.8%・DOE 4.7% 2026年3月期 決算短信(2026-05-08開示)「2.配当の状況」 🟢 一次情報
自己資本比率・現金及び預金・短期有価証券・総資産・純資産 2027年3月期 第1四半期決算短信「四半期連結貸借対照表」 🟢 一次情報
有利子負債(リース債務 流動392+固定837)・投資有価証券 2026年3月期 決算短信「連結貸借対照表」 🟢 一次情報
営業CF・投資CF・財務CF・現金及び現金同等物 期末残高 2026年3月期 決算短信「連結キャッシュ・フロー計算書」(第1四半期は未作成) 🟢 一次情報
配当方針(累進的配当方針・基本方針・年2回配当・期末80円=普通配当) 2026年3月期 有価証券報告書(2026年6月23日提出・EDINET 書類管理番号 S100YH50)「3 配当政策」 🟢 一次情報
配当方針の補足(資本配分方針との対応) 会社説明会資料(2025年3月15日・会社IR) 🟢 一次情報
過去配当履歴・EPS推移(2016年3月期〜2025年3月期) EDINET DB 🟢 一次情報
株価¥2,001(2026-08-27終値) J-Quants API(JPX 公式) 🟢 一次情報

【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

本記事は配当持続性スコアの枠組みに基づき、筆者が一次情報と内容を確認・編集して公開しています。下書き・集計・整形には補助ツールを使用しています。誤りにお気づきの方は X(@haitoukarte) へお知らせください。