【メディキット(7749)】配当B(75点) — 2027年3月期Q1

観察中(筆者は当該銘柄を未保有)📁 精密機器

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結論: Q1は営業利益+23.8%、通期予想と年100円配当は据え置き

📊 スコア: B 75点
💰 配当: 100→100円予想(±0円・中間50+期末50・修正なし)
良い点: Q1増収増益、自己資本88.3%、実質無借金
⚠️ 注意点: 配当は据え置き、通期営業+0.6%、ROE6.1%


※2026-08-09 訂正: 営業CF安定性の採点対象期間が1期古い5期(2021年3月期〜2025年3月期)になっていたため、正しい直近5期(2022年3月期〜2026年3月期)の実績へ差し替えました。判定は「平均から±20%超のブレ」から「単発の外れ値1期を除けば±20%以内」へ変わります。これに伴い営業CF安定性が3→4点、財務カテゴリが23→24点、合計スコアが74→75点となります(配当持続性ランクBは変わりません)。前カルテ(2026年3月期)も同じ理由で71→72点へ訂正しています。

1. 業績ハイライト

  • 売上高6,365百万円(+8.1%)で3品目とも増収
  • 営業利益1,266百万円(+23.8%)・営業利益率19.9%
  • 四半期純利益523百万円(+33.5%)・EPS36.15円
  • 自己資本比率88.3%(前期末87.8%・+0.5pt)
  • 通期予想は据え置き・営業利益の進捗率29.4%

サマリー

  • 3品目そろって増収: 人工透析類2,087百万円(+6.6%)・静脈留置針類2,247百万円(+9.7%)・インターベンション類2,020百万円(+7.6%)と全区分が伸び、売上高は6,365百万円(+8.1%)となった
  • 販管費が横ばいで利益率が上昇: 売上総利益が2,456百万円(+10.7%)へ伸びる一方、販売費及び一般管理費は1,190百万円(△0.4%)と前年同期を下回り、営業利益率は17.4%→19.9%へ上がった
  • 減速は第2四半期に置かれた計画: 会社は2026年5月15日公表の通期予想を据え置いた。営業利益の進捗率は通期予想比29.4%だが、第2四半期累計予想は営業利益2,100百万円(△6.4%)。第1四半期実績1,266百万円を差し引くと第2四半期単独は834百万円の計画で、前年割れを見込んでいるのは上期の後半にあたる

2. 配当判断サマリー

  • 2027年3月期の配当予想は年100円(中間50+期末50)で前期実績と同額(±0円)。第1四半期時点で配当予想の修正はなく、予想どおりであれば普通配当ベースの連続増配は2026年3月期までの5期で止まる
  • 予想利回りは3.5%(予想DPS100円 ÷ 株価¥2,827・2026-08-07終値)。株価が前回カルテ時点の¥2,956から下がった分だけ利回りは3.4%→3.5%へ上がり、3.5〜4.5%帯に入った
  • 配当性向は通期予想ベースで50.8%(100円 ÷ 予想EPS196.85円)。記念配当を除く普通配当ベースでは2023年3月期以降41.0%→42.6%→44.0%→48.5%→50.8%(予)と切り上がってきている
  • 同じ精密機器の東京精密(7729)が配当性向40%目安と年20円の下限を方針として公表しているのに対し、メディキットの基本方針は有価証券報告書に載る「長期的な安定配当に努める」という定性的な記述にとどまり、配当性向や純資産配当率(DOE)の数値目標は掲げていない

3. スコア内訳

配当持続性ランク: B(75/100点) ★★★★☆

カテゴリ 配点 得点 主な内容
配当 50 32 性向7・DOE7・利回り7・方針3・耐性8
財務 25 24 自己資本10・ネットキャッシュ10・営業CF安定性4
収益 25 19 営業利益率15・ROE4
合計 100 75

営業利益率とROEは、第1四半期単独ではなく当期通期の会社予想を採点根拠とした。営業利益率は通期予想16.7%(営業利益4,300百万円÷売上高25,800百万円)、ROEは通期予想6.1%(予想純利益2,850百万円÷自己資本46,713百万円=期首46,781百万円と第1四半期末46,645百万円の平均)である。配当性向・配当利回りも当期通期予想の年100円を基準に判定している。

3-1. 主な加点(高得点項目)

  • 営業利益率 15/15: 通期予想16.7%(15%以上)で満点。第1四半期単独では19.9%と前年同期の17.4%から+2.5pt上がっている
  • 自己資本比率 10/10: 第1四半期末88.3%(60%以上)で満点。負債合計6,210百万円のうち利子を支払う負債はリース債務17百万円だけ
  • ネットキャッシュ 10/10: +21,476百万円時価総額の47.8%。プラスかつ時価総額30%以上の帯にあたる
  • 増配減配耐性 8/10: 普通配当ベースで2022年3月期から2026年3月期まで5期連続増配、直近5期に減配はない。当期予想は年100円の据え置きで増配ではないため、増配予想を要件とする10点には届かず8点
  • 営業CF安定性 4/5: 直近5期(2022年3月期〜2026年3月期)の通期営業CFは 3,153 → 4,480 → 4,834 → 3,561 → 4,734百万円で5期連続黒字。2022年3月期の落ち込みを単発の変動として除くと残り4期は平均から±20%以内に収まる
  • 配当性向 7/10: 通期予想50.8%。精密機器は業種補正の対象外でメーカー・小売の中央値35%を準用し、乖離+15.8ptで+10〜+20pt帯・7点
  • DOE 7/10: 3.2%(2026年3月期実績・通期決算短信「2.配当の状況」の純資産配当率)で3〜5%帯
  • 配当利回り 7/10: 3.5%(当期通期予想DPS100円 ÷ 株価¥2,827)で3.5〜4.5%帯

3-2. 主な減点(低得点項目)

  • 配当方針 3/10: 有価証券報告書「3【配当政策】」の基本方針は「長期的な安定配当に努める」という定性的な記述で、配当性向や純資産配当率(DOE)の数値目標も累進配当の宣言もない。決算短信「2.配当の状況」に載るDOE3.2%・配当性向48.5%はいずれも2026年3月期の実績値であり、将来の水準を約束するものではないため、定性的な安定配当方針として3点とした
  • ROE 4/10: 通期予想6.1%で5〜10%帯。自己資本比率88.3%という厚い資本の裏返しで、資本効率としては低位にとどまる

3-3. スコアの動き(定点観測)

  • スコア変動: 前回カルテ(2026年3月期)72点 → 今回75点(+3点)。B帯(70〜84点)の下位で3点上がった。なお前回カルテは公開時76点だったが、配当方針の評価根拠の見直しと営業CF安定性の採点対象期間の訂正(いずれも2026年8月9日)により72点へ訂正しており、本項の比較は訂正後の値による
  • 変動の内訳: 得点帯をまたいだのは配当利回りのみで4→7点。配当方針は前回・今回とも3点で、点数の動きはない。年100円の予想DPSに対し株価が¥2,956(2026-05-18終値)から¥2,827(2026-08-07終値)へ下がり、利回りが3.4%→3.5%となって3.5〜4.5%帯に入った。配当性向は48.5%(前期実績)→50.8%(通期予想)、営業利益率は18.0%(前期実績)→16.7%(通期予想)、ROEは6.5%→6.1%と数値は動いたが、いずれも同じ帯にとどまっている
  • 満点項目は維持: 営業利益率15/15・自己資本比率10/10・ネットキャッシュ10/10の3項目が満点のまま。自己資本比率は87.8%→88.3%へ上がり、ネットキャッシュの時価総額比は47.8%で前回と同水準
  • 現在の位置づけ: 収益と財務の厚みが点を作り、配当方針3/10・ROE4/10が天井をつくる構図は前回と変わらない。配当予想が年100円の据え置きであるため、増配減配耐性は増配予想を要件とする10点には届かず8点にとどまっている

※本スコアは決算短信の数値から機械的に算出した独自指標であり、将来の減配可能性を予測するものではありません。過去のデータ上の傾向を整理した参考情報としてご利用ください。


4. 事業の強み・構造リスク

4-1. ✅ 事業の強み

  • 買収技術を保険収載まで通す実行力: 2022年12月に買収したBolt Medical製の脳血管用誘導補助器具は2025年3月に保険収載と販売開始へ至り、当第1四半期は研修による浸透活動の段階にある。買収した技術を償還価格の付く製品へ載せ替える経路が実際に動いており、既存3品目に依存しない収益源を育てられるかが中期の配当原資に効いてくる
  • 中期計画に沿ったM&Aの継続: 会社は2026年7月に公表したT.G. Medicalの子会社化を中期経営計画「NEXT 300 Neo」に即した取り組みと位置づけている。当期の連結業績への影響は軽微としており、効果が出るとすれば次期以降になる。手元資金が厚いまま買収を続けられる状態は、配当を絞らずに投資を賄える余地があることを示している

4-2. ⚠️ 構造リスク

  • 公定価格と医療機関の収支に挟まれる需要構造: 会社は診療報酬改定等の影響に加え、原材料・エネルギー価格の高騰と人件費上昇で医療機関の経営環境が厳しいと説明している。売価の改定余地が制度側にある一方でコストは上がる構図で、利益率の維持が配当原資の前提になる
  • 自社生産設備を抱えることによる固定費: 当第1四半期の減価償却費は484百万円で前年同期422百万円から+14.7%増え、有形固定資産は14,889百万円を残す。設備の稼働が計画に届かない局面では固定費が利益率を押し下げる

保有状況: 筆者は本銘柄を 保有していません(観察対象として継続フォロー予定)


5. 筆者メモ

第1四半期の営業利益は23.8%増だったが、会社の通期計画は0.6%増のまま。上期の後半から前年割れを見込む前提で置かれており、その理由が説明されていない点が気になった。

次回(2027年3月期 中間期)見るポイント:

  • 第2四半期累計の会社計画(営業利益2,100百万円・△6.4%)に対して実績がどこまで届くか
  • 減価償却費の増加(第1四半期484百万円・+14.7%)が営業利益率19.9%をどこまで押し下げるか
  • 2026年7月に子会社化したT.G. Medicalの業績寄与と、のれん残高1,848百万円の動き

6. 配当の見方

6-1. 配当の中身

項目
2025年3月期実績 90円(中間45+期末45)
2026年3月期実績 100円(中間50+期末50・+10円)
2027年3月期予想 100円(中間50+期末50・±0円・配当予想の修正なし)
配当性向(連結・通期予想ベース) 50.8%(100円 ÷ 予想EPS196.85円・2026年3月期 決算短信「2.配当の状況」記載値)
DOE(連結・純資産配当率) 3.2%(2026年3月期実績・通期決算短信「2.配当の状況」記載値)
配当利回り 3.5%(予想DPS100円 ÷ 株価¥2,827・2026-08-07終値・J-Quants API)
配当方針 有価証券報告書「3【配当政策】」で長期的な安定配当に努めることを基本方針と明示。DOE・配当性向の数値目標や累進配当の宣言はなし(短信「2.配当の状況」の純資産配当率3.2%は2026年3月期の実績値)
連続増配年数 5期連続増配(2022年3月期〜2026年3月期・普通配当ベース)。2027年3月期は年100円の据え置き予想のため、予想どおりであれば連続増配年数は5期のまま

6-2. 過去年度 連結DPS・EPS・配当性向(EDINET DB 引用、配当÷EPS再計算)

2022年以前の履歴を表示
年度 表面DPS(円) 実質普通DPS(円) EPS(円) 普通配当性向 記念配当の有無
2020/3期 50 50 170.33 29.4%
2021/3期 50 50 157.36 31.8%
2022/3期 60 60 178.14 33.7%
年度 表面DPS(円) 実質普通DPS(円) EPS(円) 普通配当性向 記念配当の有無
2023/3期 100 70 170.67 41.0% 期末に創立50周年記念配当30円を含む(普通70+記念30)
2024/3期 80 80 187.95 42.6%
2025/3期 90 90 204.55 44.0%
2026/3期 100 100 206.37 48.5%
2027/3期(予) 100 100 196.85 50.8%

(注)

  • データ基準: EDINET DB引用、直近期と当期予想は決算短信記載と一致確認済。2020年3月期の1株当たり指標は株式分割後ベース
  • 記念配当の取り扱い: 2023年3月期の年間配当100円は、有価証券報告書(2023年3月期)「3【配当政策】」に「普通配当70円に創立50周年記念配当30円を加えて」と明記されている内訳による。本ブログの採点ルールに基づき記念配当は単発として実質配当ベースから除外し、普通配当ベースは70円(中間30+普通期末40)として連続増配・増配減配耐性を判定している
  • 配当政策の傾向: 普通配当ベースでは2021年3月期の50円から2026年3月期の100円まで、2022年3月期以降は毎期10円ずつ増える形で切り上がってきた。2027年3月期は100円の据え置き予想

6-3. 配当の評価ポイント(3点)

  • 増配構造: 普通配当ベースで2022年3月期の60円から2026年3月期の100円まで毎期10円ずつ増え、5期連続増配となった。2027年3月期は年100円の据え置き予想で、増配の連続は当期でいったん途切れる計画になっている
  • 方針シグナル: 有価証券報告書「3【配当政策】」は「長期的な安定配当に努める」ことと、開発・投資に備えた内部留保の確保を基本方針として掲げ、中間・期末の年2回配当を基本としている。数値目標は示されておらず、「2.配当の状況」に載る純資産配当率(DOE)3.2%と配当性向48.5%(いずれも2026年3月期実績)が、還元水準を後から数値で読み取れる手掛かりになっている
  • 耐性実績: 2023年3月期の表面100円は創立50周年記念配当30円を含んでおり、翌2024年3月期の表面80円は記念配当の剥落によるもの。普通配当ベースでは70→80円の増配で、§6-2 の範囲(2020年3月期以降)に普通配当の減配はない

7. 詳細データ

7-1. 業績サマリー

指標 当期(Q1累計) 前期(Q1累計) 前期比
売上高 6,365百万円 5,890百万円 +8.1%
売上総利益 2,456百万円 2,218百万円 +10.7%
営業利益 1,266百万円 1,022百万円 +23.8%
営業利益率 19.9% 17.4% +2.5pt
経常利益 1,300百万円 1,068百万円 +21.7%
四半期純利益 523百万円 392百万円 +33.5%
EPS 36.15円 26.83円 +34.7%
(参考)のれん償却前営業利益 1,320百万円 1,077百万円 +22.6%

品目別売上(対前年同期比)

区分 売上 前期比
人工透析類 2,087百万円 +6.6%
静脈留置針類 2,247百万円 +9.7%
インターベンション類 2,020百万円 +7.6%

同社は医療機器の製造・販売事業の単一セグメントのため、決算短信ではセグメント情報が省略され品目別売上のみが開示されている。通期予想に対する進捗率は売上高24.7%・営業利益29.4%・経常利益29.6%・四半期純利益18.4%、第2四半期累計予想に対しては売上高51.3%・営業利益60.3%。純利益の進捗率だけが低いのは、第1四半期の税負担率が59.8%(法人税等合計777百万円÷税金等調整前1,300百万円)と、2026年3月期通期の実績33.4%を大きく上回っているため。

業績増減要因の「業績の質」診断

観点 評価 解釈
一過性要因 🟢 高 当期は特別利益ゼロ・特別損失101千円のみ。前年同期にあった固定資産売却益26百万円が剥落したうえでの増益で、一過性の押し上げはない
営業外損益 🟢 高 営業外収益42百万円・営業外費用8百万円。前年同期の為替差益7百万円が当期は為替差損4百万円へ反転したが、経常利益+21.7%は営業利益+23.8%とおおむね同水準で、営業外による歪みはない
純利益押し上げ要因 🟡 注意 税金等調整前四半期純利益が+18.8%なのに対し四半期純利益は+33.5%。税負担率が64.2%→59.8%へ下がった分が上乗せされている。四半期特有の会計処理は適用しておらず、第1四半期の税負担率が通期実績より高く出る傾向は前年同期にも見られる
開示の誠実性 🟢 高 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示はいずれも無し。のれん償却前営業利益(当期1,320百万円・+22.6%)を参考値として併記し、のれん償却の影響を切り分けられる形にしている

業績の質: 良好(クリーン)。増益は増収と販管費の横ばいによるもので、特別損益や営業外による嵩上げはない。純利益の伸びが税金等調整前を上回る差は税負担率の低下によるもの

7-2. 財務・CFサマリー

指標 前期末(2026年3月末) 当第1四半期末(2026年6月末)
現金及び預金(百万円) 20,952 19,994
金銭の信託(百万円) 1,500 1,500
有利子負債(百万円) 18 17
自己資本(百万円) 46,781 46,645
自己資本比率(%) 87.8 88.3
  • 有利子負債: リース債務のみ(流動4,001千円+固定13,875千円=17,876千円)。短期借入金・長期借入金・社債はいずれも四半期連結貸借対照表に計上がなく、実質無借金の状態が続いている
  • ネットキャッシュ: 現金及び預金19,994百万円+金銭の信託1,500百万円−有利子負債17百万円=+21,476百万円。時価総額44,893百万円(株価¥2,827×期末発行済株式数15,880,000株・自己株式を含む)の47.8%で、プラスかつ時価総額30%以上の帯にあたる
  • 現金の減少と資本の動き: 現金及び預金は△958百万円で、会社は設備投資と配当金の支払い等によると説明している。利益剰余金は38,957百万円→38,757百万円へ△200百万円となり、四半期純利益523百万円に対して期末配当723百万円(1株50円×14,478,087株)を支払った差にあたる。自己株式(2,929百万円)・期末発行済株式数(15,880,000株)・期末自己株式数(1,401,913株)は前期末から変動がなく、当第1四半期に自己株式の取得・処分・消却はない
  • 営業CF: 当第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。営業CF安定性の採点は直近5期(2022年3月期〜2026年3月期)の通期実績3,153→4,480→4,834→3,561→4,734百万円を対象としており、5期とも黒字で、2022年3月期を単発の外れ値として除いた残り4期は平均から±20%以内に収まるため4/5点。なお当第1四半期の減価償却費は484百万円(前年同期422百万円)、のれんの償却額は54百万円

7-3. 通期業績予想(2027年3月期)

項目 予想 前期比
売上高 25,800百万円 +8.5%
営業利益 4,300百万円 +0.6%
経常利益 4,400百万円 △1.9%
親会社株主帰属当期純利益 2,850百万円 △5.2%
EPS 196.85円 △4.6%
営業利益率(通期予想) 16.7%(営業利益4,300百万円÷売上高25,800百万円・本ブログ算出) △1.3pt
ROE(通期予想) 6.1%(予想純利益2,850百万円÷自己資本46,713百万円=期首46,781百万円と第1四半期末46,645百万円の平均・本ブログ算出) △0.4pt

2026年5月15日公表値からの修正はない。増収+8.5%に対して営業利益が+0.6%にとどまる理由を会社は個別に説明しておらず、第2四半期累計予想も営業利益2,100百万円(△6.4%)・当期純利益1,200百万円(△11.2%)と前年割れの計画になっている。品目別の通期計画は人工透析類7,982百万円(+2.1%)・静脈留置針類9,486百万円(+12.4%)・インターベンション類8,321百万円(+11.0%)。参考指標であるのれん償却前営業利益の通期計画は4,517百万円(+0.6%)で、第2四半期累計は2,208百万円(△6.1%)。

7-4. データ出典の透明性

項目 出典 信頼度
第1四半期の売上高・営業利益・経常利益・四半期純利益・EPS・品目別売上 2027年3月期 第1四半期決算短信(2026年8月7日開示) 🟢 一次情報
通期業績予想・第2四半期累計予想・のれん償却前営業利益 2027年3月期 第1四半期決算短信「3.2027年3月期の連結業績予想」 🟢 一次情報
営業利益率(通期予想)・ROE(通期予想) 本ブログ算出(会社予想値より計算・ROE分母は期首自己資本(前期末)と直近開示時点自己資本の平均) 🟡 補助データ
配当実績・当期配当予想・配当性向・DOE・品目別の通期計画 2026年3月期 決算短信(2026年5月15日開示)「2.配当の状況」「1.経営成績等の概況」 🟢 一次情報
自己資本比率・現金及び預金・有利子負債・自己株式・発行済株式数 2027年3月期 第1四半期決算短信「四半期連結貸借対照表」「注記事項」 🟢 一次情報
通期の営業CF実績(2022年3月期〜2026年3月期) 各期 決算短信「連結キャッシュ・フロー計算書」・EDINET DB 🟢 一次情報
配当政策の基本方針(長期的な安定配当・内部留保の確保・年2回配当) 2026年3月期 有価証券報告書(2026年6月24日提出)「第4 提出会社の状況 3【配当政策】」 🟢 一次情報
2023年3月期の配当内訳(普通配当70円+創立50周年記念配当30円) 2023年3月期 有価証券報告書(2023年6月29日提出)「第4 提出会社の状況 3【配当政策】」 🟢 一次情報
過去配当履歴・EPS推移 EDINET DB 🟢 一次情報
株価¥2,827(2026-08-07終値) J-Quants API(JPX 公式) 🟢 一次情報

【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

本記事は配当持続性スコアの枠組みに基づき、筆者が一次情報と内容を確認・編集して公開しています。下書き・集計・整形には補助ツールを使用しています。誤りにお気づきの方は X(@haitoukarte) へお知らせください。