【エックスネット(4762)】配当C(66点) — 2027年3月期Q1

保有中(筆者が当該銘柄を保有)📁 情報・通信業

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結論: 通期上方修正で増配75円へ、性向はなお高水準

📊 スコア: C 66点
💰 配当: 47.5→75円(+27.5円)、ベース配当50円+エクストラ配当25円の内訳
✅ 良い点: DOE 6.4%、自己資本比率55.4%、コア売上比率87.0%
⚠️ 注意点: 予想配当性向60.5%、「減配しない会社」方針の撤回、ネットキャッシュ△91百万円


※2026-09-17 訂正: 2026年9月16日開示の「2027年3月期第2四半期(中間期)及び通期業績予想の修正」および「第2四半期末配当(エクストラ配当)予想の修正」を反映していませんでした。通期予想は売上高5,900百万円・営業利益800百万円・当期純利益520百万円へ引き上げられ、第2四半期末のエクストラ配当が10円から15円へ増額された結果、年間配当は株式分割前換算で75円(期初予想70円から+5円)となります。これに伴い配当利回りが4→7点、ROEが7→10点へ上がり、合計スコアが60→66点(配当持続性ランクCは変わりません)へ変わります。あわせて2026年8月21日開示の株式分割(2026年10月1日効力・1株につき2株)を注記しました。

1. 業績ハイライト

  • 売上高 1,461百万円(+8.1%)で増収を維持
  • 営業利益 211百万円(△8.1%)・人件費増で減益
  • 四半期純利益 135百万円(△13.1%)・EPS32.48円
  • コア売上 1,271百万円(+4.1%)・売上比87.0%
  • 通期予想を上方修正(営業利益700→800百万円)・進捗率26.4%

サマリー

  • 増収でもコストの伸びが上回り減益: 売上高は+8.1%と伸びたが、売上原価+10.6%・販売費及び一般管理費+15.3%とコストの伸びが上回り、営業利益は211百万円(△8.1%)。給料及び手当が64→81百万円へ+26.7%増えたことが主因
  • 月額課金型のコア売上は87.0%を維持: サブスクリプション型のコア売上高は1,271百万円(+4.1%)で総売上の87.0%。アプリケーション1,019百万円(+3.8%)・AMO/SO 441百万円(+19.5%)といずれも増収を確保している
  • 通期予想は9月16日に上方修正: 会社は2026年9月16日に通期予想を売上高5,800→5,900百万円(+1.7%)・営業利益700→800百万円(+14.3%)・当期純利益450→520百万円(+15.6%)へ引き上げた(カッコ内は前回予想からの修正率)。顧客需要の拡大で受注が想定以上に増えた一方、増収に対する追加費用の発生が限定的だったことが理由で、修正後の通期営業利益に対する第1四半期の進捗率は26.4%となる

2. 配当判断サマリー

  • 当期予想は中間40円+期末35円=75円(+27.5円・株式分割前換算)で、実現すれば3期目の増配
  • 予想配当性向60.5%(75円÷会社予想EPS123.90円)は情報・通信業(SIer)の中央値25%から+35.5ptで、配当原資の余裕は大きく縮小する
  • 新中期経営計画で配当性向50〜100%を目標として初めて設定した一方、「減配しない会社」を基本とする従来の配当政策は撤回された
  • 同じ情報・通信業のアイティフォー(4743)は累進配当を明示したうえで配当性向50%目標を掲げており、減配可能性の扱い方が対照的

3. スコア内訳

配当持続性ランク: C(66/100点) ★★★☆☆

カテゴリ 配点 得点 主な内容
配当 50 31 性向0・DOE10・利回り7・方針6・耐性8
財務 25 13 自己資本7・ネットキャッシュ2・営業CF安定性4
収益 25 22 営業利益率12・ROE10
合計 100 66 —

3-1. 主な加点(高得点項目)

  • DOE 10/10: 6.4%(2026年3月期実績・決算短信記載値)で5%以上の満点帯
  • ROE 10/10: 通期予想15.93%(当期純利益520百万円÷平均自己資本3,264百万円)で15%以上の満点帯。9月16日の上方修正で当期純利益が450→520百万円へ引き上げられ、10〜15%帯から1段上がった
  • 営業利益率 12/15: 通期予想13.56%(営業利益800百万円÷売上高5,900百万円)で10〜15%帯。四半期単独では14.48%
  • 増配・減配耐性 8/10: 直近5年(2022年3月期〜2026年3月期)で減配なし+当期75円の増配予想。連続増配は2期で「3年以上連続増配」の条件には届かない
  • 営業CF安定性 4/5: 2022年3月期〜2026年3月期の営業CFは1,387→1,156→1,443→837→1,246百万円で5期連続黒字。5期平均1,214百万円からの乖離は2025年3月期の△31.1%が最大で、この1期を単発の外れ値として除くと残り4期は平均1,308百万円に対し最大11.6%と±20%以内に収まる
  • 配当利回り 7/10: 3.63%(当期通期の会社予想配当75円÷株価¥2,064)で3.5〜4.5%帯。9月16日の第2四半期末エクストラ配当の増額(10円→15円)で分子が70→75円へ増えた
  • 自己資本比率 7/10: 55.4%(前期末53.2%から+2.2pt)で40〜60%帯

3-2. 主な減点(低得点項目)

  • 配当性向 0/10: 通期予想60.5%(75円÷会社予想EPS123.90円・いずれも株式分割前換算)。情報・通信業(SIer)の中央値25%から+35.5pt離れ、「+30pt超」帯にあたる
  • ネットキャッシュ 2/10: △91百万円で、時価総額比△0.53%。「ほぼゼロ(マイナス側0〜-5%)」帯にとどまる

3-3. スコアの動き(定点観測)

  • スコア変動: 前期73点 → 今期66点(△7点)で、下がったのは配当カテゴリ1つに絞られ、収益カテゴリは逆に上がっている
  • 変動の内訳: 配当は41→31(配当性向7→0・配当利回り10→7)、収益は19→22(ROE 7→10)、財務は13→13で不変。配当性向は採点根拠が2026年3月期の実績36.6%から2027年3月期の通期会社予想60.5%へ切り替わったことが主因で、配当利回りは株価が¥1,512→¥2,064へ上昇したことによる。ROEは9月16日の上方修正で分子の当期純利益が450→520百万円へ増え、13.78%→15.93%と満点帯に入った
  • 満点項目: DOE 10/10とROE 10/10の2つ。前カルテで満点だった配当利回りは7/10へ1段下がった
  • 現在の位置づけ: C帯の中位。配当額そのものは+27.5円の増配予想で、9月16日の上方修正により原資に対する配当の重さ(配当性向)は65.0%→60.5%へ和らいだが、それでも業種中央値からの距離は+35.5ptと大きい。収益性は同じ通期会社予想ベースで19/25→22/25へ上がった。財務は自己資本比率が+2.2pt改善した一方、短期借入金1,200百万円が残りネットキャッシュはマイナス圏にある

※本スコアは決算短信の数値から機械的に算出した独自指標であり、将来の減配可能性を予測するものではありません。過去のデータ上の傾向を整理した参考情報としてご利用ください。


4. 事業の強み・構造リスク

※本章はスコア(§3)に反映されていない事業上の強み・構造リスクを扱います。

4-1. ✅ 事業の強み

  • 利息を生む長期の投資有価証券: 貸借対照表の投資有価証券は2,498百万円で、当第1四半期の有価証券利息6百万円が支払利息4百万円を上回る(四半期損益計算書)。ネットキャッシュには算入されない長期資産だが、借入金の利払いを実質的に相殺している
  • 受託業登録によるSO領域の拡大: 2026年5月12日付で金融商品取引法に基づく投資運用関係業務受託業(運用対象財産の評価額の計算に関する業務)の登録を完了した(当第1四半期決算短信)。受託できる業務範囲が制度面で広がり、月額課金のコア売上が積み上がる領域が増えるため、配当原資の土台となる継続収益の裾野も広がる

4-2. ⚠️ 構造リスク

  • 顧客が資産運用業界に限られる単一セグメント: 事業はXNETサービス事業の単一セグメントで、顧客は投信・投資顧問会社、生損保、地方銀行等に限られる(セグメント情報等の注記)。業界のシステム投資が滞れば、月額課金のコア売上も同時に伸び悩む
  • 自己株式が発行済の49.4%を占める資本構成: 期末自己株式4,080,800株は発行済8,261,600株の49.4%で、うち799,100株は株式報酬の信託口が持つ(当第1四半期決算短信)。信託口にも配当が出るため、配当金総額は流通株数ベースの計算より膨らむ

保有状況: 筆者は本銘柄を 保有しています(株数は非開示・2026年8月時点)。


5. 筆者メモ

持っている理由は月額課金のコア売上が9割近くを占める安定感。ただ今回、会社が「減配しない会社」という看板を自ら下ろした。今期のベース配当は50円だが、これが将来の下限として約束されたわけではなく、その言葉が消えた重みは小さくないと感じている。


6. 配当の見方

6-1. 配当の中身

項目 値
2025年3月期実績 中間22.5円+期末22.5円=45円
2026年3月期実績 中間22.5円+期末25円=47.5円(+2.5円)
2027年3月期予想 中間40円+期末35円=75円(+27.5円・株式分割前換算)
配当性向(単体・通期予想・表面) 60.5%(75円 ÷ 会社予想EPS123.90円・いずれも株式分割前換算・本ブログ算出。記念配当・特別配当の計上がないため実質普通配当ベースと同値)
DOE(純資産配当率) 6.4%(2026年3月期実績・決算短信記載値。四半期決算短信には純資産配当率の記載がないため前期実績値)
配当利回り 3.63%(予想DPS75円 ÷ 株価¥2,064・2026-08-17終値・J-Quants API)
配当方針 新中期経営計画「Next STEP 2029」で配当をベース配当(基準配当)とエクストラ配当(追加配当)の2種類に分け、配当性向50〜100%を目標として初めて設定(2026年3月期決算短信「1.(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当」および「2.(2)中長期的な会社の経営戦略」)。当期はベース配当年間50円+エクストラ配当年間25円=75円の予定で、2026年9月16日の開示で第2四半期末のエクストラ配当を10円から15円へ増額した。エクストラ配当は期中の業績を元に毎期変動させる方針で、これに伴い従来の「減配しない会社」を基本とする配当政策は撤回された。累進配当・DOE目標の明示はない
連続増配年数 2期連続増配(2025年3月期→2026年3月期)+ 当期予想で 3期目 継続見込み

6-2. 過去年度 DPS・EPS・配当性向(EDINET DB 引用、配当÷EPS再計算)

2022年以前の履歴を表示
年度 DPS(円) EPS(円) 配当性向
2018 28 56.37 49.7%
2019 28 58.74 47.7%
2020 28 62.44 44.8%
2021 28 69.81 40.1%
2022 28 86.95 32.2%
年度 DPS(円) EPS(円) 配当性向
2023 30 84.00 35.7%
2024 30 89.74 33.4%
2025 45 128.74 35.0%
2026 47.5 129.89 36.6%
2027(予) 75 123.90 60.5%

(注)

  • データ基準: EDINET DB引用。2025年3月期・2026年3月期の配当金額と配当性向は2026年3月期決算短信「2.配当の状況」の記載値と一致確認済。2027年3月期(予)の行は2026年9月16日開示の修正後予想(年間75円・EPS123.90円・いずれも株式分割前換算)で、配当性向は本ブログ算出
  • 表の基準と株式分割: 上表のDPS・EPSは各期の開示実額で、分割換算は行っていない。2018年3月期から2026年3月期まで期末発行済株式総数は8,261,600株で一定であり、株式分割・株式併合はない(2026年8月21日開示のとおり2026年10月1日を効力発生日として1株につき2株の株式分割を実施予定。基準日2026年9月30日・分割後発行済株式総数16,523,200株。上表の2027年3月期(予)行を含め、本カルテの株数・EPS・DPSはすべて分割前ベースで統一している)。記念配当・特別配当の計上もない
  • 連続増配の起点: 2023年3月期(30円)から2024年3月期(30円)は据え置きで、ここで連続増配が一度途切れている。したがって起点は2025年3月期で、2026年3月期までの 2期連続増配(上表の2023年・2024年で自証できる)
  • 異常値の説明: 2024年3月期→2025年3月期のDPS急増(30→45円・+50.0%)は株式分割によるものではない。2024年5月に発行済株式数の50%弱にあたる自己株式を取得してNTTデータグループを離脱した結果、1株当たり当期純利益が89.74→128.74円へ拡大したことに対応する
  • 配当政策の傾向: 2018年3月期から2022年3月期までは28円で据え置き、2023年3月期に30円へ。2025年3月期以降は還元を段階的に引き上げ、当期予想では配当性向60.5%まで到達する。配当性向は2022年3月期の32.2%を底に、2024年3月期に33.4%へ一度戻したものの、2025年3月期以降は上昇が続いている

6-3. 配当の評価ポイント(3点)

  • 増配構造: 2026年3月期の45→47.5円(+2.5円・+5.6%)に対し、当期は75円(+27.5円・+57.9%)予想と増配幅が一段大きい。内訳はベース配当年間50円+エクストラ配当年間25円(株式分割前換算)で、増配分の大半はエクストラ配当が担う
  • 方針シグナル: 新中期経営計画で配当性向50〜100%を目標として初めて設定した一方、「減配しない会社」を基本とする配当政策は撤回。ガイドでは配当性向目標の明示として6/10点で、累進配当(10点)・DOE目標(8点)には届かない
  • 耐性実績: 2018年3月期以降は減配がなく、コロナ期(2021年3月期)も28円を維持している。ただしエクストラ配当は期中の業績を元に毎期変動させる設計のため、これまでの据え置き実績がそのまま今後の下限を意味するわけではない

7. 詳細データ

7-1. 業績サマリー(第1四半期累計)

指標 当期(Q1累計) 前期(Q1累計) 前期比
売上高 1,461百万円 1,352百万円 +8.1%
営業利益 211百万円 230百万円 △8.1%
経常利益 213百万円 231百万円 △7.8%
四半期純利益 135百万円 156百万円 △13.1%
EPS 32.48円 37.38円 △13.1%
営業利益率(四半期単独) 14.48% 17.03% △2.55pt
ROE —(四半期非開示・通期予想は§7-3) — —

品目別(対前年同期比)

区分 売上 前期比
アプリケーション 1,019百万円 +3.8%
AMO・SO 441百万円 +19.5%
機器販売等 0百万円 —

(注)事業はXNETサービス事業の単一セグメントのため、決算短信ではセグメント別の記載が省略されている。上表は決算短信「(1)経営成績に関する説明」の品目別内訳。管理区分では月額課金型のコア売上高1,271百万円(+4.1%)が総売上の87.0%を占める。

業績増減要因の「業績の質」診断

観点 評価 解釈
一過性要因 🟢 高 増収+8.1%はアプリケーションとAMO・SOの両区分で達成。減益は人件費の増加によるもので、一過性の特別損益の計上はない
営業外損益 🟢 高 営業外収益6百万円・営業外費用4百万円で純額+1百万円。有価証券利息6百万円が支払利息4百万円を上回っている
純利益押し下げ要因 🟡 注意 法人税等合計が75→77百万円へ増え、実効税率は32.5%→36.3%へ上昇。経常△7.8%に対し四半期純利益は△13.1%と減益幅が広がった
開示の誠実性 🟢 高 四半期でも品目別内訳・コア/スポット別の売上区分・調整後営業利益を開示。会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示はいずれも無

→ 業績の質: 本業は増収を維持しているが、人件費と税負担の増加で下段の減益幅が広がっている

7-2. 財務・CFサマリー

指標 前期(2026年3月期) 当第1四半期(2026年6月末)
営業CF(百万円) 1,246 N/A(CF未作成)
投資CF(百万円) △8 N/A(CF未作成)
財務CF(百万円) △1,505 N/A(CF未作成)
現金及び預金(BS・百万円) 1,188 1,109
短期有価証券(BS流動・百万円) 0 0
現金及び現金同等物 期末残高(CF・百万円) 1,188 N/A(CF未作成)
自己資本比率(%) 53.2 55.4
  • 有利子負債: 短期借入金1,200百万円のみ(前期末と同額)。2024年5月の自己株式取得に伴う借入が残存しており、社債・長期借入金・リース債務の計上はない(四半期貸借対照表)
  • ネットキャッシュ: 現金及び預金1,109百万円 + 短期有価証券0百万円 − 有利子負債1,200百万円 = △91百万円。時価総額約170.5億円(株価¥2,064×期末発行済株式数8,261,600株・自己株式を含む。2026年10月1日効力の1:2株式分割後は16,523,200株となり、株価と株数がともに倍率どおり変わるため時価総額は変わらない)に対して△0.53%で、「ほぼゼロ(マイナス側0〜-5%)」帯の2/10点。四半期貸借対照表の流動資産に有価証券の計上はないため短期有価証券は0とした。投資その他の資産に計上される投資有価証券2,498百万円は長期資産のため分子に算入していない
  • 営業CF安定性の評価対象5期(2022年3月期〜2026年3月期・単位百万円): 1,387 → 1,156 → 1,443 → 837 → 1,246。5期とも黒字で、5期平均1,214百万円からの乖離は2025年3月期の△31.1%が最大。この1期を単発の外れ値として除くと残り4期は平均1,308百万円に対し最大11.6%と±20%以内に収まり、安定性は4/5。当第1四半期は四半期キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため、四半期の営業CFは採点に使っていない
  • 四半期中の資産・負債の動き: 総資産は売掛金の減少(481→315百万円)を主因に前期末比216百万円減の5,903百万円。負債は未払法人税等の減少(235→39百万円)を主因に228百万円減の2,632百万円。純資産は四半期純利益135百万円の計上と剰余金の配当124百万円を主因に13百万円増の3,271百万円となった

7-3. 通期業績予想(2027年3月期)

項目 予想(2026年9月16日修正) 前回予想 前期比
売上高 5,900百万円 5,800百万円 +4.3%
営業利益 800百万円 700百万円 △21.6%
経常利益 800百万円 700百万円 △20.9%
当期純利益 520百万円 450百万円 △4.1%
EPS 123.90円 107.66円 △4.6%
営業利益率(通期予想) 13.56%(800百万円÷5,900百万円・本ブログ算出) 12.07% △4.49pt
ROE(通期予想) 15.93%(520百万円÷平均自己資本3,264百万円・本ブログ算出) 13.78% △1.67pt

2026年4月30日公表値を2026年9月16日に上方修正した。第2四半期(累計)予想も売上高2,850→2,950百万円(+3.5%)・営業利益350→450百万円(+28.6%)・中間純利益225→290百万円(+28.9%)へ引き上げられた(カッコ内は前回予想からの修正率)。修正後の中間予想を前期の中間実績(売上高2,766百万円・営業利益495百万円・中間純利益186百万円)と比べると、売上高+6.7%・営業利益△9.1%・中間純利益+55.9%。修正後の中間予想に対する第1四半期の進捗率は売上49.5%・営業利益46.9%。修正後の通期予想に対する進捗率は売上24.8%・営業利益26.4%・純利益26.0%。上方修正の理由は、顧客需要の拡大で受注が想定以上に増えたこと、および増収に対する追加費用の発生が限定的で増収効果が利益面にも及んだこと。上方修正後も前期比では減益予想で、その主因は中期経営計画に基づく人財投資とシステム投資の積み増し。EPSは株式分割を考慮しない金額で、開示上の分割後EPSは61.95円(2026年9月16日開示の注記による)。配当も開示上は第2四半期末40円00銭が分割前の株式数基準、期末17円50銭が分割後の株式数基準で示されており、本カルテはこれを分割前ベースに揃えて年間75円(期末35円相当)としている。ROEの分母は期首自己資本(2026年3月期末3,258百万円)と当第1四半期末3,271百万円の平均。上表の前期比は2026年3月期実績(売上高5,658百万円・営業利益1,021百万円・経常利益1,011百万円・当期純利益542百万円・EPS129.89円・営業利益率18.05%・ROE17.60%)に対するもの。

7-4. データ出典の透明性

項目 出典 信頼度
第1四半期の売上高・営業利益・経常利益・四半期純利益・EPS・営業利益率 2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026-07-31開示)「四半期損益計算書」 🟢 一次情報
通期業績予想・第2四半期(累計)予想(2026年9月16日修正後) 「2027年3月期第2四半期(中間期)及び通期業績予想の修正」及び「第2四半期末配当(エクストラ配当)予想の修正」に関するお知らせ(2026-09-16開示)「1.2027年3月期第2四半期(中間期)及び通期業績予想の修正」/ 前回予想は2027年3月期 第1四半期決算短信「3.2027年3月期の業績予想」 🟢 一次情報
営業利益率(通期予想)・ROE(通期予想) 本ブログ算出(会社予想値より計算・ROE分母は期首自己資本(前期末)と当第1四半期末自己資本の平均) 🟡 補助データ
配当実績・当期配当予想(中間40円+期末35円=75円・株式分割前換算)・配当の内訳・DOE・配当方針 「2027年3月期第2四半期(中間期)及び通期業績予想の修正」及び「第2四半期末配当(エクストラ配当)予想の修正」に関するお知らせ(2026-09-16開示)「2.第2四半期末配当(エクストラ配当)予想の修正」および【参考】/ 2027年3月期 第1四半期決算短信「2.配当の状況」/ 2026年3月期 決算短信「2.配当の状況」「1.(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当」「2.(2)中長期的な会社の経営戦略」 🟢 一次情報
株式分割(2026年10月1日効力・1株につき2株)・分割後発行済株式総数・株主優待の贈呈基準変更 「株式分割」、株式分割に伴う「定款の一部変更」、「配当予想の修正」および「株主優待制度の変更」に関するお知らせ(2026-08-21開示) 🟢 一次情報
自己資本比率・現金及び預金・短期有価証券・投資有価証券・有利子負債・発行済株式数・自己株式数 2027年3月期 第1四半期決算短信「四半期貸借対照表」「(3)発行済株式数(普通株式)」 🟢 一次情報
営業CF・投資CF・財務CF・現金及び現金同等物 期末残高 2026年3月期 決算短信「キャッシュ・フロー計算書」(当第1四半期は四半期キャッシュ・フロー計算書を作成していない) 🟢 一次情報
品目別売上・コア売上比率・調整後営業利益・中期経営計画の目標 2027年3月期 第1四半期決算短信「1.(1)経営成績に関する説明」/ 2026年3月期 決算短信「1.(4)今後の見通し」「2.(3)目標となる経営指標」 🟢 一次情報
過去配当履歴・EPS推移・営業CF推移 EDINET DB 🟢 一次情報
株価¥2,064(2026-08-17終値) J-Quants API(JPX 公式) 🟢 一次情報

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