【マックス(6454)】配当B(79点)・DOE6.0%目標明示 — 2027年3月期Q1

観察中(筆者は当該銘柄を未保有)📁 機械

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結論: 第1四半期は過去最高で通期予想を上方修正

📊 スコア: B 79点
💰 配当: 37→40円予想(+3円・分割後基準・修正なし)
良い点: DOE6.0%目標、8期連続増配、自己資本比率82.3%
⚠️ 注意点: 配当利回り2.25%、国内住宅着工の停滞、HCR機器が損失


1. 業績ハイライト

  • 売上高283.34億円(+16.9%)・第1四半期として過去最高
  • 営業利益58.79億円(+20.1%)・営業利益率20.7%
  • 経常利益60.15億円(+21.1%)・純利益43.23億円(+20.2%)
  • 通期予想を上方修正・営業利益は199億円へ+11億円
  • 営業利益の進捗率29.5%・標準ペース25%を上回る

サマリー

  • 増収増益の中身: 売上総利益率が50.8%→51.4%へ+0.6pt改善し、粗利の増加22.54億円が販売費及び一般管理費の増加12.69億円を上回った。営業増益9.85億円はこの差でほぼ説明でき、値上げや構成変化が利益に残っている
  • 牽引役はインダストリアル機器: 同部門の売上高は217.90億円で+20.3%、セグメント利益は62.45億円で+21.5%。全社売上の76.9%を占める部門が全社の伸び率を上回り、増収の大半を作っている
  • 上方修正後もなお進捗が速い: 会社は7月30日に通期の売上高を1,055億円→1,099億円、営業利益を188億円→199億円へ引き上げた。修正後の予想に対しても営業利益の進捗率は29.5%で、標準ペース25%を上回っている

2. 配当判断サマリー

  • 当期予想は分割後基準で40円(分割前換算160円)。前期の分割後換算37円に対し+3円で、第1四半期決算短信でも「変更はありません」と修正なしが確認された
  • 配当方針はDOE(純資産配当率)6.0%と配当性向50%の二本立て。前期にDOEの目安を5.0%→6.0%へ引き上げており、目安の水準そのものが一段上がっている
  • 2019年3月期を起点に8期連続増配、減配履歴なし。当期予想の40円が実現すれば9期目となる
  • 同じ機械セクターでは新晃工業(6458)(B79点)がDOE3.5%、アマノ(6436)(B77点)がDOE2.5%をいずれも「下限」として置く型。本銘柄は下限ではなく6.0%を「目安」に置いており、水準は高いが表現の拘束力は異なる

3. スコア内訳

配当持続性ランク: B(79/100点) ★★★★☆

カテゴリ 配点 得点 主な内容
配当 50 37 性向7・DOE10・利回り2・方針8・耐性10
財務 25 20 自己資本10・ネットキャッシュ7・営業CF安定性3
収益 25 22 営業利益率15・ROE7
合計 100 79

3-1. 主な加点(高得点項目)

  • 営業利益率 15/15: 18.1%(通期予想の営業利益19,900百万円 ÷ 売上高109,900百万円・本ブログ算出)。15%以上の帯で満点。四半期単独の実績(20.7%)ではなく当期通期の会社予想を採点根拠としている
  • 自己資本比率 10/10: 82.3%(前期末83.6%から△1.3pt)。60%以上の最上位帯で、低下後もなお余裕は大きい
  • DOE 10/10: 6.1%(2026年3月期決算短信の純資産配当率・連結)。5%以上で満点。第1四半期決算短信の配当表には純資産配当率の欄がないため直近の通期開示値を用いた
  • 増配減配耐性 10/10: 2019年3月期から8期連続増配+直近5年で減配なし+当期は+3円の増配予想。3条件を満たし最上位帯
  • 配当方針 8/10: 連結決算を基準に、DOE6.0%目標と配当性向50%目安の両方を明示している(第1四半期決算短信)。DOEの目標水準を数値で示す型は「DOE目標明示」の帯に当たり8点
  • 配当性向 7/10: 46.9%(当期予想40円 ÷ 予想EPS85.36円・配当÷EPSで再計算)。メーカー・小売の中央値35%からの乖離+11.9ptで「+10〜+20pt」帯
  • ネットキャッシュ 7/10: +36,823百万円時価総額比11.1%。「プラス・時価総額の10〜30%」帯。算定根拠は §7-2 参照
  • ROE 7/10: 13.2%(通期予想の純利益15,050百万円 ÷ 平均自己資本114,024百万円=前期末115,312百万円と当第1四半期末112,736百万円の平均・本ブログ算出)。10〜15%帯

3-2. 主な減点(低得点項目)

  • 配当利回り 2/10: 2.25%(予想DPS40円 ÷ 株価¥1,777・2026-08-21終値)。1.5〜2.5%帯で2点。配当50点の失点13点のうち8点がここに集まり、単項目としては最大の減点要因

3-3. スコアの動き(定点観測)

  • スコア変動: 前期カルテ77点 → 今期79点(+2点)。カテゴリ別では配当が35→37点へ動き、財務20点・収益22点は前期カルテと同じ内訳になっている
  • 変動要因は方針の採点のみ: +2点は配当方針6→8への見直しがすべてで、会社の配当方針そのものは変わっていない。前期カルテは方針を配当性向目標として6点で採点していたが、「純資産配当率6.0%」はDOEの数値目標にあたるためガイド上は「DOE目標明示」の8点が正しく、今期から表記と採点を揃えた
  • 指標側は帯をまたいでいない: 配当性向48.3%→46.9%(ともに中央値+10〜+20pt帯)、配当利回り2.28%→2.25%(ともに1.5〜2.5%帯)、自己資本比率83.6%→82.3%(ともに60%以上帯)。営業利益率は通期予想の上方修正を反映して17.8%→18.1%、ROEは12.3%→13.2%へ上がったが、15%以上帯・10〜15%帯の内側での移動にとどまる
  • 配当本体は満点維持: DOE10・増配減配耐性10・自己資本比率10・営業利益率15の4項目は前期カルテから満点を継続している
  • 現在の位置づけ: 配当50点の失点13点のうち8点が配当利回りで、残りは配当性向3点・配当方針2点。株価水準に紐づく利回りが最大の減点要因という構図は前期カルテから変わらず、財務・収益は合計42/50点でBランク帯の上側に位置している

※本スコアは決算短信の数値から機械的に算出した独自指標であり、将来の減配可能性を予測するものではありません。過去のデータ上の傾向を整理した参考情報としてご利用ください。


4. 事業の強み・構造リスク

4-1. ✅ 事業の強み

  • 消耗品が機械販売の変動を埋める構造: 国内機工品は鉄筋結束機の累計稼働台数の増加で消耗品販売が伸び、オートステープラ事業も機械の販売減を消耗品でカバーして+7.3%の増収になった(第1四半期決算短信)。設備投資サイクルの谷を埋める収益層が配当原資の振れ幅を抑える
  • 販路を自社側に取り込むM&A: 欧州販売子会社が北欧のBo Fastening AB(現マックス スカンジナビア)を、国内では藤工業を子会社化した(第1四半期決算短信)。会社は北欧全体のマーケティング活動に取り組む方針で、製品開発とは別軸の増収余地を持つ

4-2. ⚠️ 構造リスク

  • 国内向けは建設市況の循環をそのまま受ける: 国内機工品は新設住宅着工戸数の減少と工期の遅延を受けて木造建築物向け工具の販売が減った(第1四半期決算短信)。海外の伸びが鈍る局面では、国内側に利益を支える役が回らない
  • 中東情勢がコスト側からも効く経路: 会社は資材不足による工期延期に加え、海上・航空輸送の混乱による輸送コスト増、原材料価格の高騰と調達不安を影響経路として整理している(第1四半期決算説明会資料)。売上だけでなく原価・物流費からも利益率を削る

保有状況: 筆者は本銘柄を 保有していません(観察対象として継続フォロー予定)


5. 筆者メモ

増収の大半は海外の機工品が作っている。国内の住宅着工が停滞するなかで、人手不足を機械で補う海外の需要が配当原資の重心を国内から海外へ移しつつある。

次回(2027年3月期 中間期・2026年10月発表予定)見るポイント:

  • 中間期計画(売上551億円・営業利益105億円)に対する上期の着地
  • 国内機工品の反転有無 — 木造建築物向け工具の販売が下げ止まるか
  • HCR機器部門の損益 — 通期計画のセグメント利益0百万円に届くか

6. 配当の見方

6-1. 配当の中身

項目
2025年3月期実績 28.5円(分割後換算・実額114円は分割前基準)
2026年3月期実績 37円(分割後換算・実額148円は分割前基準・+8.5円)
2027年3月期予想 40円(分割後基準・+3円・期末一括・7月30日時点で修正なし)
配当性向(連結・表面) 46.9%(予想40円 ÷ 予想EPS85.36円・配当÷EPSで再計算)
DOE(連結・純資産配当率) 6.1%(2026年3月期決算短信記載値)
配当利回り 2.25%(予想DPS40円 ÷ 株価¥1,777・2026-08-21終値・J-Quants API)
配当方針 DOE6.0%目標、配当性向50%目安(連結決算基準・純資産配当率=DOE)。短信原文は「連結決算を基準に、純資産配当率6.0%、配当性向50%を目安とする」(第1四半期決算短信・前期にDOEの目安を5.0%→6.0%へ引き上げ)
連続増配年数 8期連続増配(2019年3月期→2026年3月期) + 当期予想で 9期目 継続見込み
株式分割 2026年4月1日付で 1株→4株(基準日2026年3月31日)

(注)2026年3月期決算短信に記載された当期予想の配当性向50.0%は、修正前の予想EPS80.07円に基づく値である。7月30日の上方修正後の予想EPS85.36円で計算し直すと46.9%となるため、本記事は後者を採点根拠としている。

6-2. 過去年度 連結DPS・EPS・配当性向(分割後基準に統一)

2022年以前の履歴を表示
年度 DPS(円・分割後換算) EPS(円・分割後換算) 配当性向
2016 9.75 17.82 54.7%
2017 10.5 23.98 43.8%
2018 10.5 23.62 44.5%
2019 11 25.73 42.8%
2020 11.5 28.17 40.8%
2021 12 26.45 45.4%
2022 16 32.09 49.9%
年度 DPS(円・分割後換算) EPS(円・分割後換算) 配当性向
2023 19.5 40.26 48.4%
2024 25.25 55.64 45.4%
2025 28.5 60.45 47.1%
2026 37 76.55 48.3%
2027(予) 40 85.36 46.9%

(注)

  • 基準の統一: 2026年4月1日付の1株→4株分割を全期に遡って反映した分割後基準で記載している。実額(分割前基準)では2025年3月期114円・2026年3月期148円で、2027年3月期予想の40円のみが分割後基準の実額である
  • EPSの出所: 2022〜2026年は第95期有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の分割後遡及値、2016年は第85期・2017〜2021年は第90期有価証券報告書の開示値を1/4換算した。配当性向は各年度とも配当÷EPSで再計算している
  • 連続増配の起点が表内で確認できる: 2017年3月期と2018年3月期がいずれも10.5円(分割前42円)で据え置かれ、ここで連続増配が一度途切れている。増配が再開する2019年3月期(11円・分割前44円)が起点で、2026年3月期までが8期。当期予想40円で9期目となる
  • 記念配当特別配当: 起点から当期予想まで記念配当・特別配当の計上はなく、全額が普通配当。普通配当ベースで数え直しても8期という結論は変わらない
  • コロナ期の挙動: 2020年3月期→2021年3月期も11.5→12円で増配を維持しており、減配履歴はない

6-3. 配当の評価ポイント(3点)

  • 増配構造: 分割後基準で28.5→37円(+8.5円)、当期予想40円(+3円)。分割前換算では114→148→160円。増配額は前期の+34円(分割後+8.5円)から当期予想+12円(分割後+3円)へ小幅に戻ったが、増配の連続は途切れていない
  • 方針シグナル: DOEの目標水準を5.0%→6.0%へ引き上げたうえで配当性向50%目安と併存させている。DOEは純資産に連動するため、利益が振れた年でも配当の底が抜けにくい設計になり、採点上もDOE目標明示の帯として方針8/10で評価している
  • 耐性実績: 起点の2019年3月期から減配ゼロ。コロナ期(2020→2021年3月期)も増配を維持し、当期予想も増配で、直近5年に減配・据え置きのいずれも入っていない

7. 詳細データ

7-1. 業績サマリー(第1四半期累計)

指標 当第1四半期 前年同期 前年同期比
売上高 28,334百万円 24,240百万円 +16.9%
売上総利益 14,559百万円 12,305百万円 +18.3%
営業利益 5,879百万円 4,894百万円 +20.1%
営業利益率(四半期実績) 20.7% 20.2% +0.5pt
経常利益 6,015百万円 4,968百万円 +21.1%
親会社株主帰属四半期純利益 4,323百万円 3,595百万円 +20.2%
EPS 24.14円 19.57円 +23.4%

上方修正後の通期予想に対する進捗率は売上25.8%・営業利益29.5%・経常利益30.2%・純利益28.7%(いずれも百万円実額から算出)。第1四半期としては標準ペース25%を上回る。EPSの前年同期は株式分割を前期首に遡って適用した調整後の値である。

セグメント別(対前年同期比)

区分 売上 前期比 セグメント利益 前期比
インダストリアル機器部門 21,790百万円 +20.3% 6,245百万円 +21.5%
オフィス機器部門 5,783百万円 +8.1% 1,034百万円 +4.6%
HCR機器部門 760百万円 △1.3% △6百万円 損失転落(前年同期は2百万円)

売上は外部顧客への売上高。各セグメントに配分していない全社費用の調整額は△1,394百万円(前年同期は△1,238百万円)。インダストリアル機器部門の内訳では海外機工品が13,395百万円で+36.4%と伸びた一方、国内機工品は5,168百万円の+2.0%にとどまり、住環境機器は3,226百万円でほぼ横ばいだった。HCR機器部門は国内の車いす販売が底堅い一方、中国のレンタル市場向けが減少している。

業績増減要因の「業績の質」診断

観点 評価 解釈
一過性要因 🟢 軽微 営業増益985百万円は、売上総利益の増加2,254百万円が販売費及び一般管理費の増加1,269百万円を上回った差でほぼ説明できる。売上総利益率も50.8%→51.4%へ+0.6pt改善しており、増収に伴う採算の改善が伴っている
営業外損益 🟢 軽微 営業外収益258→261百万円とほぼ横ばいで、営業外費用は184→125百万円へ縮小。経常+21.1%が営業+20.1%をわずかに上回るのは為替差損が168→86百万円へ減ったため
純利益押し下げ/押し上げ要因 🟢 軽微 特別利益286百万円(内訳は負ののれん発生益219百万円・段階取得に係る差益31百万円・固定資産売却益34百万円。百万円未満切捨てのため内訳の和と2百万円差)を計上した一方、特別損失207百万円(固定資産撤去費用引当金繰入額203百万円)も計上しており、特別損益のネットは+39+79百万円と差は40百万円にとどまる。純利益+20.2%は営業段階の伸びで説明できる
開示の誠実性 🟢 高 第1四半期でありながらキャッシュ・フロー計算書を作成し、のれんの増加額1,387百万円と負ののれん発生益219百万円をセグメント別に注記。税金費用に見積実効税率法を用いた旨も明記している

業績の質: 本業起点でクリーン(M&A由来の一過性利益は同時に計上した引当金繰入とほぼ相殺され、増益の主因は粗利率改善を伴う増収)

7-2. 財務・CFサマリー

指標 前年同期・前期末(2026年3月末) 当第1四半期・当期末(2026年6月末)
営業CF(4〜6月累計・百万円) 2,968 2,749
投資CF(4〜6月累計・百万円) △2,685 △1,263
財務CF(4〜6月累計・百万円) △4,933 △6,164
現金及び預金(BS・百万円) 40,280 35,465(△12.0%)
短期有価証券(BS流動・百万円) 3,082 2,586
現金及び現金同等物 期末残高(CF・百万円) 36,270 31,838
自己資本比率(%) 83.6 82.3(△1.3pt)

CFの3行は4〜6月の3ヶ月累計(左列は前年同期)、現金及び預金・短期有価証券・現金及び現金同等物 期末残高・自己資本比率は各期末時点(左列は前期末=2026年3月末、右列は当第1四半期末=2026年6月末)。

  • 有利子負債: 短期借入金860百万円+長期借入金368百万円=1,228百万円。四半期連結貸借対照表はリース債務を流動・固定とも独立掲記しておらず(それぞれ「その他」に含まれる)、この1,228百万円はリース債務を不算入とした暫定値である(前期末は同じ借入金ベースで875百万円、有価証券報告書のリース債務666百万円を加えると1,541百万円)
  • ネットキャッシュ: 現金及び預金35,465百万円 + 短期有価証券2,586百万円 − 有利子負債1,228百万円 = +36,823百万円(2026年6月末BS基準)。時価総額330,788百万円(株価¥1,777×期末発行済株式数186,149,704株・自己株式を含む)の11.1%で「プラス・時価総額の10〜30%」帯(7/10点)。仮にリース債務を前期末水準の666百万円で追加控除しても36,157百万円・10.9%となり帯は変わらない
  • 営業CF安定性: 採点は直近5期(2022年3月期〜2026年3月期)の通期実績5,629 → 8,248 → 12,120 → 14,588 → 14,799百万円を対象とする。5期連続黒字だが5年平均11,077百万円に対する振れが±20%を超えるため3/5点。増加基調による振れである点は数値からも読み取れる
  • 現金が減った中身: 営業CF2,749百万円に対し、配当金の支払6,025百万円と子会社株式の取得1,873百万円が出ていき、現金及び現金同等物は4,432百万円減少した。自己資本比率の△1.3ptも、剰余金の配当6,627百万円と自己株式の増加で株主資本が3,465百万円減ったことが主因で、負債の増加(22,464→24,117百万円)は補助的な要因にとどまる
  • 自己株式の取得枠を実行中: 上限4,000,000株・71億円(取得期間2026年5月1日〜12月31日・決算説明会資料)の取得枠を進めている。ただし当第1四半期の財務CFに計上された自己株式の取得による支出は40百万円にとどまり、連結貸借対照表の自己株式が△7,873△9,035百万円へ増えた主因は子会社等が保有する親会社株式の増減1,121百万円である。期末発行済株式総数186,149,704株は前期末と同数(いずれも分割後基準)で、当第1四半期の消却は行われていない

7-3. 通期業績予想(2027年3月期・2026年7月30日修正後)

項目 予想 前期比
売上高 109,900百万円 +10.3%
営業利益 19,900百万円 +13.3%
経常利益 19,900百万円 +8.3%
親会社株主帰属当期純利益 15,050百万円 +8.3%
EPS 85.36円 +11.5%
営業利益率(通期予想) 18.1%(19,900百万円÷109,900百万円・本ブログ算出) +0.5pt
ROE(通期予想) 13.2%(予想純利益15,050百万円÷平均自己資本114,024百万円〔期首115,312百万円と当第1四半期末112,736百万円の平均〕・本ブログ算出) +0.6pt

(注)4月30日公表の期初予想(売上高105,500百万円・営業利益18,800百万円・経常利益19,100百万円・純利益14,200百万円・EPS80.07円)から、7月30日に売上高+4,400百万円・営業利益+1,100百万円・純利益+850百万円へ引き上げられた。会社は第1四半期の業績が期初予想を上回る見込みとなったことを修正の理由に挙げている。前期比欄の営業利益率・ROEは2026年3月期実績(17.6%・12.6%)との比較で、会社が決算説明会資料で示す当期ROE計画13.0%とは自己資本の取り方が異なる。

7-4. データ出典の透明性

項目 出典 信頼度
第1四半期の売上高・売上総利益・営業利益・経常利益・純利益・EPS・営業利益率 2027年3月期 第1四半期決算短信(2026-07-30開示) 🟢 一次情報
通期・中間期業績予想(2026-07-30 修正後)・修正理由・配当方針 2027年3月期 第1四半期決算短信「3.2027年3月期の連結業績予想」「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」 🟢 一次情報
修正前後の予想対比・セグメント別計画・自己株式取得枠・中東情勢の影響経路 2027年3月期 第1四半期決算説明会資料(会社IR) 🟢 一次情報
営業利益率(通期予想)・ROE(通期予想) 本ブログ算出(会社予想値より計算・ROE分母は期首自己資本(前期末)と直近開示時点自己資本の平均) 🟡 補助データ
配当実績・当期配当予想・純資産配当率(DOE)6.1%・配当性向 2026年3月期 決算短信「2.配当の状況」+ 2027年3月期 第1四半期決算短信「2.配当の状況」 🟢 一次情報
自己資本比率・現金及び預金・短期有価証券・有利子負債・自己株式数・期末発行済株式総数 2027年3月期 第1四半期決算短信「四半期連結貸借対照表」「(4)発行済株式数」 🟢 一次情報
営業CF・投資CF・財務CF・現金及び現金同等物 期末残高 2027年3月期 第1四半期決算短信「四半期連結キャッシュ・フロー計算書」 🟢 一次情報
セグメント別売上・セグメント利益・のれん・負ののれん発生益 2027年3月期 第1四半期決算短信「1.(1)経営成績の概況」「セグメント情報等の注記」 🟢 一次情報
過去のEPS推移(分割後遡及)・通期営業CF5期 第85期・第90期・第95期 有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」 🟢 一次情報
過去配当履歴 EDINET DB 🟢 一次情報
株価¥1,777(2026-08-21終値) J-Quants API(JPX 公式) 🟢 一次情報

【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

本記事は配当持続性スコアの枠組みに基づき、筆者が一次情報と内容を確認・編集して公開しています。下書き・集計・整形には補助ツールを使用しています。誤りにお気づきの方は X(@haitoukarte) へお知らせください。